ムスメの友達が遊びに来た
一番下のムスメ(小2)のお友達が遊びに来た!
我が家はゲームもないし、家の中で遊ぶものはそれほど充実していない。
その代り庭にはSASUKEもあるし、ボルダリングもある。
でも女子たちにとってはそれも楽しいけどちょっと物足りないんだよね~。
アウトドアおままごとスタート
ムスメが「おままごとしたい」とボソっと言ったので、それならと若干本格的に準備をしてあげた。
包丁は畑作業のときに使っているもの。
まな板はDIYで出た廃材。
鍋ははるか昔一人暮らしのときに使っていたときのもの。
そして肝心の食材は・・・
畑から調達!
梅の木の近くに突如として生えてきた毒キノコなのか食用なのかわからないキノコ。
畑のじゃがいもで青くなってしまったもの。
青枯病らしくほぼ枯れてしまった苗についていたトマトやピーマン。
病気だと思われる黒いポツポツのあるりんご。
じゃがいもの花、アザミの花、その他そのへんに咲いてる花・・・。
集めだすと結構な食材(?)があるもんですねw
食材を包丁でカットしたり、たたいたりすりつぶしたり。
女子たちにとってはこういった作業がとても楽しいらしい。
そしてどんどん鍋の中に投入される食材(?)。
さらにロケットストーブまで出してきてぐつぐつ煮ることにした。
ロケットストーブは火力が強いのであっという間に鍋の具材がぐつぐつ言ってくる。
DIYのおかげで燃やす端材はいくらでもある!
端材の処理ができて一石二鳥!
得体のしれないものができてきた・・・。
ぐつぐつ煮立ってくると薫ってくるアヤシゲな匂い。
キノコを入れたら汁が真っ黒になって毒々しさ満点。
色合いを良くしようとヨモギ投入。
結構な量をぐつぐつ煮ているのだけど、まだまだ足りないらしい。
食材の追加リクエストがあり、オレ、畑で食べられない野菜類をかき集める。
もうここまで来ると、魔女がつくるアヤシゲな薬にしか見えないww
さらに燃料を追加し、火力はアップ!!
あまりに色が毒々しいので、花を入れてみたけどやっぱり毒々しい。
食べたらきっと死ぬ。
毒キノコの強烈な匂いとさまざまなエキスが不協和音を奏で、とてもこの世のものとは思えない香り。
魔女はきっと、そこにいる。
もういいかげんこちらはやめたいのだけど、まだまだ食材をカットする意欲は旺盛。
指を切らないかちょっとヒヤヒヤしながら見ていたけど、これも経験。
毒々しさを消すためにヨモギなどの青物を入れるも、すぐに汁は黒くなる。
いったいどうなるのか、この汁。
手作りのロケットストーブだけど、火力は強いし煙も少ない。
「煮る」という作業においてはとてもいい仕事をしてくれます。
ゴトクがほしい。
そして・・・
とてもインスタ映えしない魔女スープが完成。
だれかこの汁を飲んでみる勇気ある人はいませんかね?
そして具材を盛り付けてみた。
まったくインスタ映えしないし、アヤシゲな匂いがするw
さすがにここまでやるとようやく納得してくれた模様。
よかった、ようやく開放される。
アウトドアおままごとのススメ
普通包丁で具材を切ってぐつぐつ煮るというのは、例えば夕食を作るときのお手伝いなどでしかやらないもの。
畑にある「食べられない」野菜や間引きしたもの、落果したものや虫食いのもの、野草や花などを具材に、自由に切って料理のまねごとができるのって子どもたちには結構な楽しい体験らしい。
子どもたちには「本物で遊べる」というところが魅力なのだと思う。
もちろん実際の料理のときにでる捨てる野菜をつかってもいいのだけど、やっぱり実際の畑なら食べられないけど使える野菜や果物って結構ある。
捨てる野菜類の有効活用としてアウトドアおままごとってとてもいいと思う。
畑があれば「野菜づくり」だけでなくこういった楽しみもあるので是非オススメ!
子供たちにやらせてみると、相当楽しいらしいよ。
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