40年ものの2段ベッドをロフトベッドに改造計画
40年前に自分が子供の頃使っていた2段ベッドをいまでは我が子が使っているのですが、誰が上に寝るだの下に寝るだの小規模の紛争が度々起こっているので、この状況を解決すべく2段ベッドをロフトに改造することにしました。
ベッドを上にして、その下には勉強机。
ちょうどこんな↓イメージのものですね。でも・・・高いんですよ、ロフトベッド。
そして今使っている2段ベッドは40年前のものですが、結構いい木を使っていてモノはとてもいい。昔のものって値段は高かったけどいいもの多いんですよね。
ホームセンターに売っている2x4材を使えば、1つあたり約1万円もあればできる。
それなら自分で作ってしまおう!とのことで「2段ベッドを1つずつに分割してロフトに改造計画」をスタートさせました。
上段のベッドを利用したロフトの製作
ロフトのベッドを支える脚の部分は、2x4を2本あわせて使うことに決定。
まずはベッド両側の枠を作ります。
これはまだ途中ですが、柱には2x4を2本あわせて強度を高めました。
これは両側の枠を接合するためのビス穴。2x4は太い部分が89mmなので、60mmのビスだと足りないのです。
ちなみに、今回使ったビスは60mmのスリムビスのみ。
枠の脚の下には粘着テープのついたクッションフエルトを貼り付けます。
そして上部には2段ベッドを固定するためのダボ穴をあけます。深さはドリルにマスキングテープを巻いておき、一定の深さになるように調整します。
ダボ穴にあわせて上段のベッドを置き、筋交いを入れて完成・・・。
「はしごは?」と言われて、はしごをそもそも作っていないことに気がついた(笑)
でも我が家のムスメはアスレチック好きのため、むしろはしごはいらないとのこと。
たくましく育てておいてよかった(笑)
思った以上に頑丈にできて、ぐらつくこともありませんでした。筋交いはやっぱりあると強度が全然違いますね。
4箇所の脚をダボで固定したのですが、自分でもびっくりするくらい寸法がピッタリでとても感動しました。よしよし、これで上段のベッドのロフト化は完成!
下段のベッドを利用したロフトの製作
さて、上段はすでにダボ穴も開いていたので固定は簡単でしたが、問題は下段のベッドです。柱の上には穴が開いているけど、当然のことながら下には穴が開いていないんです。
やっぱりこれと同じ穴を脚にも開けるしかないですね。
ベッドをひっくりかえしてみました。中心はすぐとれるけど・・・・。
見るからに硬そうな脚。
とりあえず穴を開けないと始まらないので、ドリルで穴を開け始めました。
か・・・硬い・・・。
必死で削っていたら煙はでてくるし、刃は欠けるしだいぶ大変。
そしてインパクトのバッテリーも熱を持ち始めて、あっという間に充電が終わってしまった。
あまりにも熱くなっていたので見るに見かねて・・・(笑)
バッテリー温度異常が出るということは相当な負荷がかかってしまっていた模様。
ロフトの台座部分にもダボ穴をあけて15mmの丸棒をカットして固定用とします。
今回自分の雑なDIYにしては珍しく直角もしっかりでていたし、4箇所の脚の接合部の寸法がバッチリでていました。これもひとえに卓上丸鋸のおかげ。
やっぱりこの丸鋸を使ってから寸法のズレが極端に少なくなってかなり精度が出るようになりました。45度などの角度のついたカットも自由自在。DIYには必須のツールですね。
ちなみにこちらは登る側の枠にもう一本横に木を通して少し上に登りやすくしてみました。
「はしごは要らない」と頑なに娘たちが拒むので、あとで作ろうかと思っていましたが結局つくりませんでした。ボルダリングの壁つけても面白そうですね。
ボルダリングのホールドって思っている以上に安いので、厚めの合板とホールドがあれば結構簡単につくれます。このベッドならボルダリング簡単に作れるなあ・・・。
自分で作るものは自分のやりたいようにアレンジできるのでDIYは本当に楽しいなと思います。そして道具が充実してくるとさらに楽しい。
コロナでせっかく時間ができたので、まだまだ作りまくる予定です。
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