ポリエチレンとアクリルの複合材のカットに挑戦!
以前このブログでも書いた自分のオリジナル商品「筒けん」のホルダーを作るために日々時間を見つけては試作を続けています。
かなりいいところまで行っていると思われるものの、玉の固定に苦労していてあと一息納得のできるものが仕上がらない状況。理想はかなり激しく動いても玉が落ちないようにしたいのですが、めちゃくちゃ暴れるとさすがに玉がポロっと落ちてしまうことがあります。
何かにホルダーごとぶつかったり、何かの拍子に玉が落ちてしまい、気が付いたら玉が無くなっていた!なんて悲しいことにはなってほしくないので、ここはもう少しクッション性のあるもので固定してあげたほうがいいのではないか?
今回はいままでのアクリルだけでなく、ポリエチレンのクッションも貼り合わせて加工してみることにしました。調べてみるとレーザー加工はポリエチレンの加工に適しているらしい。
加工開始
アクリル3mmとポリエチレン5mmを両面テープで貼り合わせ、データをセットします。
今回はアクリル3mmの切断のデフォルトパラメーターである出力55%、速度4mm/sに、ポリエチレン分を考えて3%だけ足して出力58%での加工にしてみました。ポリエチレンはきっとそれほど出力上げなくても切れるよね。
加工は順調ですが、臭いは相当ですね(笑)
beamoのダクトを外には一応だしていたのですが、風でそのまま部屋に臭いが戻ってしまい、大変でした。beamo純正のfilterはつけていますが、もっと遠くに排気しないとダメですね。樹脂系の材料の排気は何か考える必要があります。
今回はアクリルの保護フィルムは先に剥がし、ハニカムボードで傷がつかないように厚紙を置いて保護しながら加工してみました。
そしてカットが終了。見た目はいい感じでカットができています。
複合材が一度にカットできるのは素晴らしいですね。初めての加工でしたが、うれしくて思わずうぉ~っと叫んでしまいました。
ただ、よく見るとアクリルのカットのために出力が高いのでポリエチレン部分が熱で収縮してしまっています。収縮を押さえるためには別々で加工する必要もあるのかもしれません。
この加工後にホルダーを再度組み立てて使ってみましたが、フィット感はだいぶアップしたものの、収縮したポリエチレン部分のフィット具合がイマイチ。まだまだ改良は必要です。
それでも思い立ったらすぐに加工ができる環境は素晴らしいです。
デスクトップレーザー加工機beamo、まだまだ使い倒します。
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