3月に入り、小中高が一部を除いて休校に
新型コロナウイルスの蔓延防止のため、2月の終わりに政府が3月2日からの小中高一斉休校を要請しました。それを受けて各自治体では対応が分かれるものの、かなりの学校が3月2日から休校することになりました。
事前の通知がなく突然だったため、学校を始めとして受け入れ先の児童センター等の施設、各家庭もバタバタで準備をすることに。
「子供たちの安全を守るために」基本的には外出を極力避け、今後2週間は他者との接触をできるだけ避けるようにとのことでした。感染が急拡大する中での措置は仕方ない部分もありますので、方針にはできるだけ従うべきなのだということも理解できます。
しかし現在これだけの状況が一気に来ています
・外国人観光客、国内旅行客の激減により観光業界は深刻な打撃
→宿泊、アクティビティ、お土産、乗り物、飲食等
・イベントの中止によりイベント関連事業は深刻な打撃
→施設、グッズ、パフォーマー、宿泊、乗り物、飲食、広告等
・外で食べることを自粛することにより飲食業界は深刻な打撃
→ファミレス、居酒屋、レストラン・・・食材も広範囲に
・学校の休止により給食等の需要が突然無くなる
→牛乳、野菜・・・食材が突如として余ってしまう
・中国からの部品仕入れが滞り、製造業にも打撃
→部品が一つはいってこないだけでラインが止まってしまい、工場休止に
・子供が休みになることにより会社に出勤できず、収入が減ってしまう
・・・その他多方面への影響甚大
上記はぱっと思いつくだけで書きましたが、実際にはこれ以上の影響がまだまだあるはずですし、長引けば長引くほど回復するのは困難になります。
自粛の連鎖が経済活動を破綻させ、みんなが生きていけなくなる
感染防止のための必要な措置としての自粛は良いのですが、「○○が自粛と言っているから」「ここで結構すると文句を言われるから」とそもそも必要のないことまで自粛してしまうのには反対です。
・感染防止対策を考えている
・さまざまなケースを想定し、配慮している
そもそも100%感染を防止することは日常生活が続く以上は不可能です。小中高が休校になったからといって、大人は会社に行っているわけで、大人が外からウイルスをもらってきて家族に伝染してしまうリスクだってあるわけです。スーパーに買い物だって行くし、ドラッグストアやホームセンターにマスクやトイレットペーパーを買いに行く以上常に感染のリスクにはさらされます。
大事なことは
・感染に注意しつつ、各自が安全だと判断したら極力日常に近い生活を送ること
なのではないかと思っています。
みんなが一斉に自粛をしたら会社や店はバタバタと倒産するし、そうなったらウイルス以前に生きていくことができなくなります。
そして遊びたい盛りの子供たちを屋内に閉じ込めておくなんて無理。家に閉じ込めたらストレスだってたまるし、かえって不健康になって免疫力も落ちます。
我が家は上記を踏まえてスキーに行きました
やっぱりどこにも行かずに家に籠もっているのは不健康。そして今年は例年以上に短くなると思われるスキーシーズンをあまり堪能していないので、スキーに行こうと決断しました。
今回は次のことを踏まえて行こうと判断。
・屋外で密集した場所ではない上、換気は(当然)十分!
・そもそも熱のある人はあまり滑っていないんじゃないか
・手袋やゴーグルをしているので直接他の場所に素手で触れない
・お昼は密集したレストランは避け、車内で(レストランの方ゴメンナサイ)
レストランだって当然感染にはものすごく神経を使っているだろうし、おそらく問題はない。我が家はたまたま「車内にしよう」と考えただけ。
重要なのは繰り返しになるけどそれぞれが「大丈夫だろう」という判断をして極力日常と同じ生活を送ること。
ひさびさに行った白馬は 中国人観光客の姿が見えず、欧米の観光客は多く見ました。それでも通常のこの時期に比べたら全体の来客は少ないと思われ、ゴンドラもリフトも待たずに乗ることができました。
開放的な空間で目一杯体を動かし、とても気分良く一日が過ごせました。
そして心地よい疲れのおかげでよく眠れました。
大切なのは各自の判断
先にも書きましたが、このまますべてのことを自粛してしまったら経済活動だけでなく、自分の生活が破綻します。各自しっかり判断した上で極力感染を避けつつ日常生活を取り戻す必要があると考えています。
そして、それぞれが考えをもって行動していることを批判して抑え込むのではなく、それぞれの考え方を尊重したいところです。気に入らないならそれをしなければいいだけ。
しっかり判断をして、安全を見極めつつ生活していきたいものです。
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