ずくトラ。ずくを出してトライする。
思うこと

サラリーマン兼個人事業主になって初めて気がつく視点の違い

サラリーマンをしつつ個人事業主として副業をしています

本業は某製造業でサラリーマン(営業)をしつつ、個人事業主として主にけん玉・筒けん関連の副業をしている自分。最初は趣味の延長だったのが、今ではかなり本気で取り組んでいることもあり、少しずつですが成果が見え始めています。

個人事業主になって大きく変わったな・・・と思うのは、本業で営業の仕事をしているときには気づかなかった視点に気がついたり、お金のことに対して真剣に考えるようになったことです。

サラリーマンの視点から個人事業主の視点へ

本業のサラリーマンで営業の仕事をしているときには、お客さんの要望を聞き、お客さんの希望に沿ったものを提案していくだけで仕事になりました。もともと「提案」は好きな方なので、お客さんが希望している内容を聞いてさらに「こっちのほうが希望以上ですよ」と提案していくのがやりがいにもつながっていました。

いま個人事業主になって、視点がガラリと変わりました。「お客様が要求する」以前に「需要を創出する」必要がでてくるわけです。

例えばけん玉であれば、ただけん玉を売っても仕方がない。どこでもけん玉は買えるわけで、自分のところで買う理由がないわけです。さらにけん玉にも種類があり、初心者ほど値段は高くても皿が大きなけん玉を使えばワザがやりやすいことを自分が知っていても、お客さんは知らない。限られた中で見てくれたお客さんに提案をし、どうやって購買に結びつけていくかを真剣に考えていかないといつまで経っても売れないわけです。

そこで作ったのがこのPOP。一瞬で価値を伝えるにはどうすればいいかを考え、道の駅など自分が常駐できないような場所にはこのPOPを置くようにしました。

するといままでは価格の安いけん玉しか売れなかったのが、価格は高くても使いやすいけん玉が売れるようになってきました。実店舗ではこのPOPが生きているというのが実感できています。

ただ、ネットショップになるとどうしても1枚めの写真によるファーストインプレッションで購買につながることが多いようで、実店舗ほど成果があがっていません。さまざまなシチュエーションにあわせて提案していく必要性を感じています。

筒けんSHOP

副業が本業に生きる

「どうすれば売れるようになるか」を真剣に考え続けると、これが本業でも生きてくるようになりました。いままでは最終的に購買してくれるお客さん目線で考えることが少なかったように感じますが、そこまで考えて提案するようになっています。

サラリーマンは惰性で毎日生きていてはいけないなあと痛感しています。副業は続けるにもずく(※長野県の方言で「根気」「やる気」の意)が必要ですし、途中であきらめて放り出してしまったら何も成果を出すことはできません。

継続してその時その時にあわせて常に改善していく姿勢

これがすごく大事だと思います。

頭をつかいながらこれからもチャレンジを続けたいと思います。

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