新型コロナ接触確認アプリが公開されました
米Appleと米Googleが共同開発したAPIを採用する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)接触確認アプリ「新型コロナウイルス接触確認アプリ」を厚生労働省が公開しました。
このアプリは利用者が14日以内にCOVID-19陽性者と接触した可能性を通知してくれるもので、米Appleと米Googleが提携して定めた共通規格を使い、Bluetoothで接触情報を匿名で交換します。
利用者同士が1m以内の距離に15分以上居合わせると、Bluetoothの機能を使って互いの端末に数字などを無作為に組み合わせた符号を記録。検査で陽性と診断された利用者がアプリに登録すれば、記録をたどって過去2週間以内に接触した人のスマホに通知が届くというもの。
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そもそもこのアプリ、当然のことながらたくさんの人が使わないと意味がないアプリ。導入率の目標は設定していないものの、効果を上げるには国民の6割超の利用が必要だとも言われているようです。
早速インストールしてみた
僕も早速自分のスマホにインストールしてみました。
プライバシーについても最大限配慮されているようです。
実際に感染した人の話を人づてで聞くと、石を投げられただとか、会社にいられなくなって辞めてしまった上その地域に住めなくなってしまっただとか、恐ろしい差別があったと聞きます。
目に見えないウイルスに不幸にも感染してしまう可能性は誰にもあること。ただ、そういった差別を恐れて感染の可能性を表に出さないまま生活し、感染を拡大させるほうがもっと不幸だと思います。
19日から県をまたぐ移動が解禁されたので、これからより無症状の感染者などとも接触する可能性はあがってくると思います。伝染される、伝染す可能性は常に意識しておかないといけませんね。
相手から感染されるだけでなく、自分が感染してしまう可能性を考える
利用者同士が1m以内の距離に15分以上居合わせる
という条件は、はっきり言って厳しすぎてあまり意味ないんじゃないの??と思う人も多いかもしれません。それでも万一自分がどこかで感染してしまい、誰かに伝染してしまったとき、濃厚接触者をある程度アプリによって特定できるのであればそれはまったく意味がないというわけではないと思います。
記憶だけで濃厚接触者を特定するのって、意外と難しい。数日間すべての行動を詳細に思い出し、会った人を特定するってとても大変なことだと思うわけです。当然見ず知らずの人と電車や店などで濃厚接触している可能性もあるわけですから・・・。
実際に効果があるのかはさておき、やはりインストールしておくべきもだと思っています。
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