洗濯カゴ(ランドリーバスケット)を置くと場所をとって邪魔
洗濯物を干したあと、そのまますぐ収納にしまえばいいのですが、人数が多いと「洗濯物の仕分け」という作業が発生します。
洗濯物を取り込む → 洗濯カゴにそれぞれの分を分ける → それぞれのタンスなどに収納
この「洗濯カゴにそれぞれの分を分ける」作業は、効率よく収納をする上で不可欠の作業なのですが、家族の人数が多いほど必要となるカゴ(バスケット)の数も多くなります。
これ(カゴ)が床を埋め尽くすとこれがまた邪魔で、家が狭くなる原因にもなっています。
そんな洗濯カゴは立体的に置いておけば省スペースにもなっていいんじゃない?と思い、早速作ってみることにしました。
ランドリーバスケットカート(仮称)の製作
棚を作ってそこにバスケットを置いておけばそれで事足りるといえばそれまでですが、やはり洗濯物を取り込む際にはバスケットの位置もできるだけ近くにしたい。
やはりタイヤはつけて動けるようにしようと思いました。
棚板となる材料は先日手作りの勉強机を作った際の板材(20mm厚)が余っていたので、過剰スペックだと思いながら(笑)使うことにしました。
自作した丸ノコガイドのおかげでいつでも真っ直ぐ切れるのは最高です。
以前は丸ノコガイドの存在を知らなかったのできれいな直線で切ることができなかったのですが、いまでは惚れ惚れするような直線で切ることができます。
中断の板は柱が当たる部分をジグソーで切り欠き状にカットします。
ジグソーはずっと欲しいと思いながらなかなか購入していなかったのですが、あるとき中古で格安で手に入れることができました。もっと早く買っておけばよかったというほど細かいところや曲線のカットがラクで重宝しています。
丸鋸だとちょっと細かいところば難しいですが、ジグソーならラクラクです。
棚板を受ける枠はこの30×40mmの杉野縁を使います。(ちょうど家に余ってた)
こんな感じで2個作ります。
何度もこのブログで書いていますが、卓上丸鋸で木材をカットするようになって垂直が簡単に出せるようになり、組んだときにもしっかり自立できるくらい正確な寸法でできるようになりました。
あとはコーナークランプがあれば言うこと無しですね。
さて、底板をつくります。車輪をつけましたが、ちょっと小さすぎましたね(笑)
そんなに重いものを乗せるわけではないのでちょっとケチってしまいましたが、もうひと回りおおきなものにすればよかった。とりあえず今回は問題なく使えそうなのでこのまま取り付けます。
当初はタイヤの高さをそれなりに高くしてルンバが通れるくらいにしようかと思いましたが、棚の高さが高くなりすぎて逆に使いにくいので、必要に応じて移動できるようにしました。
続いて横枠と底板をビス止めします。ここは結構重要な場所なので、このあともビスの本数を増やしてかなりの本数を打ち込みました。
中段は先ほどジグソーでカットしたところをはめ込みます。よし、ピッタリ。
かなり出来上がってきましたね。
あとは天板をつけて完成・・・と言いたいところですが、今回はちょっとやってみたいことがあって天板の長さを横に少しのばしておきました。
蝶番。こいつを使います。
実際必要なのかと言われると、それほど必要ない(笑)んですが、作ってみたかったんです。
蝶番を天板にビス止めして、延長板をつけていきます。
じゃ~ん!こんな感じですね。アイロン台とか、もう少し置き場が欲しいときに使えないかなと思っています。
ちなみに蝶番が干渉する部分はジグソーを使って逃しておきました。
エキストラ天板を開くと、こうやって支えます。
ちょっと飛び出す部分ができてしまったのは設計ミスですね。もう少し内側に取り付けるべきでした。
こんな感じで洗濯カゴを立体的に収納する移動棚ができました。洗濯カゴに入れやすいようにナナメにカゴが入るように作ろうかとも思ったのですが、結果的にこれで十分でした。
DIYのいいところは、「もうすこしこの幅が広ければ!」とか「このスキマにピッタリ入るようにしたかった!」とかあと少しの希望が市販だと叶えられない部分を「自分の思ったとおりの寸法」で作れること。
気に入らなければまたバラして別のものを作ればいいし、ある意味とてもエコなのではないかと思っています。
一つ作り出すと次々と作りたいものがでてくるので、当分DIY熱は収まりそうにありません。新型コロナのおかげといってはアレですが、時間ができたことで思いがけず生活の質が充実していってる気がしています。
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