9月も半ば、もういい加減野菜の苗や種を蒔かないと間に合わない
今年は夏の猛暑と大雨で雑草がとにかくボーボー。
あまりにもひどいので刈払機で切ったのはいいのだけど、いざ畑を起こすとなるとこれ厄介なんですよね・・・。
根から取りたくても短く切られているので持つところがほとんどなく、うまく抜けない。
そしてまたいい塩梅に地面がコチコチになってるという。
これは、あのチカラを借りるしかない!!
ホー様!!
※草削りホーがあまりにも役に立つので、勝手に敬意を込めて「ホー様」と呼んでいます。
あ、あれ??ホー様??
朝顔の支柱になってる・・・。
今年は朝顔の種を数年ぶりに蒔かなかったのですが、地面からたくさんの芽がでて結局緑のカーテンが完成してしまいましたw
ってか・・・毎年頑張って水やったりしてたのに無駄な作業してたってこと??
もう見ただけでうんざりするほどの草だったのですが、ホー様のチカラでどうにか土が見えてくるようになりました。
しかし・・・つらい・・・。
きゅうりもまだビミョーにとれるものの、もうあんまり期待できないので棚を壊しました。
ああ・・・夏が終わる・・・。(寂しい)
さつまいもは蔓が伸びていたところを剥ぎ取ったら草が生えていないエリアが出現(笑)
しかしすごい草だなあ・・・。
もうこの草取り終わらないんじゃないかと絶望的な気持ちになりながらもホー様をせっせと動かしていくと、意外と早く草とれる。
さすがホー様w
大きなトラクターがあればこんなコトしないで一気に起こせばいいんでしょうが、狭い家庭菜園ではさすがにそれはできない・・・。
よし、なんとかキレイになったぞ!!
そして奥には雑草を積み上げたモリゾー風なオブジェ出現・・・。
天地返し
そして固い土にスコップを入れて起こします。
この作業、以前やらずに大根を植えたら表面の土だけがやわらかく、下が固かったようで先が平らな、かっこ悪い大根ができました。
この作業、地味で超疲れるけど大事。
ホントはスコップ入れたらひっくり返したほうがより良いのですが、体力セーブモード発動!!(ただサボってるだけ)
肥料を撒いて耕す
我が家の畑にもう苦土石灰は使わない。
以前肥料メーカーの方に「石灰は石を砕いたものと性質が似ているから、畑に入れると土に石を入れているのと同じで固くなる。土を柔らかくしたければ牡蠣殻や貝化石の天然のものを使ったほうがいいですよ」とアドバイスされてからは基本ずっと貝化石の有機石灰。
「散布後すぐに種まき、植え付けができます」
これ、うちのように片手間で家庭菜園やっていて、とにかく時間がとれないところにうってつけ!!(だと思っている)
その他牛ふんや鶏ふん、その他肥料をいれて、あとはトラクターで起こす。
これあるだけでホントラクなのだけど、やっぱりカチカチの土だと刃が土の中に入らなくて起こせないので、先に書いたような作業をやっておく必要があります。
昔に比べて土ホントに柔らかくなったな・・・。
もともと田んぼで粘土質なので、団粒構造の良い土になるまでは時間がかかります。
苗を植える・種を蒔く
今年も実は種を蒔いて、それを苗にする計画があったのだけど細かくケアができなくて結局ほとんどまともなものがでなかった・・・。
そこで、強い味方、JAの13円の苗を調達。
毎年この苗人気で、あっという間に売り切れるんですよね。
JAの人に入荷日を聞いて、その日目指して買いに行くようにしています。
そして大根の種も蒔いた。
ギリギリまだ大丈夫かなあ・・・。
もう少し畑を起こしたかったけど、ちょっと時間の関係で若干大粒の土のある状態で苗植え。
ここまでくればあと少し。
もう身体は悲鳴をあげ、体力がきつい。
苗を植えたら最後はネキリムシ避けの農薬を。
これを蒔いておかないといつも結構な本数の元気な苗がやられるので、必要な農薬。
無農薬がもちろんいいのだけど、畑によって無農薬が適しているところと、そうでないところがありますね。
ウチの実家はとうもろこしに一切農薬を使わなくても立派なとうもろこしができますが、我が家は絶対に虫にやられる。
農薬を使わないで作ろうと何度も挑戦しましたが、まともなものが作れないのであるときからは農薬を使うようにしています。
・・・とどうにか通算24時間以内(何日かには分けてますw)で苗植え・種まきまで終了。
つ・・・つらかった・・・。
なぜ家庭菜園をやるのか
時間無いのに、草取り大変なのに、虫や鳥・動物に荒らされるのになぜそうまでして家庭菜園をやるのか。
正直、野菜なんて買ったほうがコスパ良くね?と思うことだってあるんですよ。
たしかにやっている瞬間で、草取りなどの作業は嫌で仕方がないんですが、やはり食べ物が収穫できたときの喜びはナニゴトにも代えがたい。
そしてやはり、生きるために必要な食べ物を育てるスキルって持っておくにこしたことはないと思うんですよね。
【家庭菜園のメリット】
・収穫の喜び
・収穫まで無農薬で野菜を作ることができる。農薬を使ったとしても自分で把握できた量で野菜を作ることができる。
・生きていくために不可欠な「食料の確保」スキルが得られる
以前も書きましたが、僕のまわり40代以下で家庭菜園をやっている人ってこんな長野県の田舎でもホントに少なくて、いま作っている人はほとんどが60代以上です。
今後10年、20年と日が経っていくと、収納人口は減り、確実に野菜を作るスキルは貴重になってくると思います。
とはいえ、畑が家の目の前にある自分でも時間の確保は大変。
菜園アドバイザーが教えてくれる【シェア畑】なら自分の時間があるときにやればいいし、プロがサポートしてくれるから安心。
僕も近くに畑を都合よく見てくれるプロがいたらお願いしたいくらいです。
自分でとれた野菜は本当においしいし、子供たちもみんな好き嫌いなく食べてくれるのでとてもありがたい。
畑のスキルを磨きながら、家庭菜園のプロをいずれ目指したいと思います。
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