ずくトラ。ずくを出してトライする。
家庭菜園

畑の土作りは続く。カチコチの土はようやくやわらかく。石灰はやはりカキ殻か化石に限る。そして少し閲覧注意。

春がやってきた。畑作業、そして土作りを開始。

暖かくなってきてそろそろ春野菜の準備をボチボチはじめなくてはいけない。

少しずつ畑の土をスコップで切り替えしてまずは起こしやすく。

 

うちの畑、もともとは田んぼだったのでものすごく粘土質なんですよ。

毎年カチコチに固まってスコップが入らないくらいの土・・・というよりカタマリでした。

ちなみにこちらは昨年の土。

上に堆肥の素を撒いているのでちょっと隠れていますが、それはそれはすごいカタマリで砕いても砕いてもカタマリだったんですよ。

 

ちなみに昨年の土作りの様子はこちら。

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それと比べるとだいぶ細かくなってきましたね。

まだまだですがどんどん土がよくなってきているのがわかります。

 

ダメだった土作り

・苦土石灰を入れる

酸性の土を中和するために石灰を入れるんですが、苦土石灰(くどせっかい)を入れるのが一応基本と言われているんです。

ところがこの苦土石灰が曲者で、専門の方が言うには「岩石を砕いたものを撒いている状態に近いから土にどんどん石を入れているようなものだ」と言うんです。

たしかに苦土石灰を入れると一段と土が固くなっていく感じがしましたし、まわりにも土が固くなるから苦土石灰入れない!と言う人が。

毎年いくら耕しても一向に粘土質が変わらなかった大きな原因はどうも苦土石灰にあったようです。

 

石灰を変え、堆肥の素を入れたら土に変化が!

まずアドバイスされたのが天然の石灰を入れなさい!ということ。

特に化石の石灰は土にとても良いそうで、これならどんどん土がやわらかくなるんだとか。

 

そのときオススメされたのがコレ。

ミネラルを豊富に含み、炭のような多孔質構造(穴が多く微生物の棲家になる)の貝化石石灰。
pH調整&ミネラル補給&土壌の団粒化と1袋で3つの役割を果たしてくれるとのこと。

でも化石やカキ殻石灰であれば土は固くならずに良いのだそうですよ。

(ただ、ちょっと高いw)

 

 

 

そのため最近ではカキ殻石灰を多めに撒くようにしています。

いずれにしても土が柔らかくなるには数年はかかると言っていたので、少しずつ団粒化を促進していきます。

堆肥の素を追加

これ、キノコ工場の産業廃棄物なんですが、キノコの培地を砕いたものです。

ホ◯トにお願いすると数ヶ月かかりますが、2tダンプ1台200円という破格の値段でもってきてくれます。

持ってきた直後はまだ発酵が続いていて熱を帯びているので、3~4ヶ月は置いておくのがベター。

そしてここに牛ふんなどをまぜておくとさらに良いのだそうです。

 

 

・・・というわけでどっさり撒きました。

 

そして牛ふんを投入。

昨年土に大量に堆肥の素を混ぜて初めてわかったんですが、結構水をはじく性質があるようで土が乾燥気味になるんですよね。

そこに牛ふんを入れてあげることで保湿効果を高めることができるんだと思います。

ホントはもっと牛ふんいれなくちゃいけないんですが足りなくなったw

 

さて、それではどんどん畑を起こしていきますよ。

 

そしてカブトムシの幼虫がわさわさとw

昨年の秋野菜のときにたくさん堆肥の素を入れたところにはカブトムシの幼虫が!

畑を起こしていくとコロコロとまるまる太った幼虫がでてきます。

堆肥の素、カブトムシの幼虫の生育環境にはとてもいいみたいでものすごい量がとれます。

羽化したカブトムシを道の駅などに持っていくと高く買い取ってくれるらしいので今年は小遣い稼ぎしようかな(笑)

昨年はイノシシがこれを狙って畑を荒らされたということもあり、ちょっとフクザツ・・・。

 

耕運機で畑を起こしていくとどんどん土が細かくなっていきます。

団粒化がすすんでいますね。

もうホント毎年固い土に悩まされ続けて来たのですが、毎年土がよくなっていくのが実感できます。

あとは天候にめぐまれて収穫ができれば御の字ですね。

畑作業、今年もがんばります!

 

草がでてきたら草けずりホーが最強ですよ!

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