台風15号の被害が続々明るみに
先日関東地方を襲った台風15号。
テレビや新聞でそれほど被害報道がなかったので一部が被害を受けただけかと思っていましたが、続々と被害の情報がでてきてとどまるところを知りません。
【千葉停電「想像以上に深刻」】https://t.co/bwwh6Ko2oB
東京電力は台風15号による千葉県内の停電は約40万軒、全面復旧は13日以降になるとした。停電が続くなか3回目の夜を迎えた地域、被災状況は「想像以上に深刻」だという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年9月12日
東京電力によりますと、千葉県君津市の長石付近で送電線の鉄塔が2基倒壊しているということです。台風の影響とみられるとしています。https://t.co/rdMv5O5reA#nhk_video pic.twitter.com/qqWb2WMCTd
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年9月9日
送電線や電柱がが破壊され、何十万軒もの家が停電し、さらに店舗や家もひどい被害を受けたところが多く、特に千葉県南部ほど食料の確保や水分の補給、熱中症への対策などが満足にできない状況になっているようです。
この暑いさなかに数日間も停電・断水が続いている状況は、想像できないほどの過酷な状況だと思われます。
我が家は5年前、2014年の災害級の大雪で半日ほど停電して大変な思いをしましたが、数日間の停電はそんなレベルではないでしょう。
オール電化の我が家は冬に電気が止まると死活問題。
氷点下で長い間、暖もとれないとなると生存の危険がでてきます。
今回いろいろな声を見ていると、どんなものが必要なのか改めて考えてみたいと思います。
災害時に必要なもの
災害時に必要なものは、細かく言えばいろいろでてきてしまうのですが、今回「特に切迫していると感じられるもの」としてピックアップしていきたいと思います。
電源
生死に直接関わるのか?と言われるとどうなのかとも思いますが、いまはなんでも電源が必要な時代。そして我が家はオール電化。
スマホのバッテリーがないと情報も入ってこない。
冷房も使えない。
煮炊きもできない。(←オール電化なので)
電源については、我が家は太陽光を屋根に乗せているので、5年前の停電当時もかなり助かりました。
我が家には太陽光からの電源をとれるコンセントがあり、ここからスマホの充電や石油ファンヒーターの電源をとることができました。
もちろん太陽が出ていないと使えないのですが、日中は大変心強かったのをいまでも覚えています。
そして実は僕がけん玉の講習会やイベントで頻繁に使っているポータブルスピーカーが大容量バッテリーで、USBから電源がとれる上にラジオもついているので思いがけず重宝しました。
※調べたらどうも生産終了してしまったようですね・・・。これすごくいまでも便利につかているのに・・・。
加えて車でもAC電源やUSB充電に対応したインバーターがあると便利です。
普通にシガーソケットにUSBコネクタで充電するよりも、インバーターかませたほうがめっちゃ充電早いので超便利。
あとはポータブル電源、ずっと迷いつつ購入していませんがやっぱりあったほうが安心ですね。
扇風機動かしたり、太陽光はそもそも太陽でていないと使えないのであったほうがいい。アウトドアでも使えるし。
煮炊き
我が家はオール電化なので、煮炊きもIHなんですが、カセットコンロをいざというときに使えるように置いています。
それ以外にキャンプ用のボンベやグリルを置いていますが、そもそもの燃料がなくなったときにはロケットストーブで煮炊きしようと思っています。
ロケットストーブは自宅でDIYの廃材や枯れ枝を燃やすのに使っていますが、燃焼効率が良いというだけあって少ない燃料でしっかり燃えてくれて灰や煙も少ないので実はかなり便利なものだと気が付きました。
キャンプやBBQで使っても良いので、1台あると燃料がなくなっても木を燃やせるので強いです。
燃料
ガソリンスタンドに並ぶ車の列の映像がでていましたが、ガソリンがないと車も使えず、いざというときの電源や冷暖房にも使えません。
災害が起こったあとはどうしてもスタンドが混んでしまうので、ガソリン携行缶にいれて持っておくととても安心です。
我が家も草刈りの刈払機や、耕運機にガソリンが必要なので常備していますが、いざというときに燃料があるのは心強いです。
だいたい「明日給油しておこう」と思っているときに限ってなにかあることが多いので、燃料の準備は常にしておきたいですね。
水
今回は秋とはいえ猛暑が続いていることもあって断水によって水に困るということが報道されています。
ペットボトルの水を常備しておけばいいのでしょうが、場所もとるしそれほどたくさん置いておくことはできません。
我が家の場合、山が近いこともあって沢の水が流れています。
おそらく煮沸すれば飲めるのでしょうが、非常用の浄水器を持っていれば安心かもしれません。
食料
食料は乾パンなどを備蓄しておけば安心なのでしょうが、我が家はいざというときは畑の野菜で食いつなごうと思っています。
ヘタクソなりに一年を通じてとりあえず野菜はあるので、数日ならきっとなんとかなる。
家庭菜園は大変ですが、その分収穫して食べる喜びもあるので、少しでもやっておくと良いと思います。
災害は突然に
災害というのは備えていないときに限って突然やってくるもの。
やはり日常生活の中で、非常時に使えるものも少しずつ準備しながら、いざというときのために備えておきたいものです。
「今まで災害が起きたことがなかったから大丈夫」
は今、通じない気候になってきています。
ライフラインが突然長期間絶たれる可能性はどこにいてもあるので、「災害は起こるもの。いざ起こったときにどう動くか。」を頭において日々生活する必要を感じます。
最後に、千葉県をはじめとして被災地域の一日も早い復旧をお祈りします。
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