12月、年賀状の季節
年賀状を書くのが大変なので、「出さずにスルーする」という動きが広がっているようです。
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— しかせんべい@けん玉/家庭菜園/DIY/仮想通貨 (@shikasembei) 2019年12月21日
実際にいまはSNSが発達しているので 、連絡を取りたい人にはすぐ取ることができるし、SNSへの投稿で、離れていても近況を昔以上に知ることができますよね。
かくいう自分も、小学生の頃から木版画にすごく凝っていて、毎年この時期になると彫刻刀で版木を彫り、インキをつけてバレンで1枚1枚年賀状を作っていました。これはもうやり始めると楽しくて、30歳くらいまでは結構頑張って作っていました。
子供が生まれるとやがて版画から子供の写真がメインになり、30代前半までは一部版画もつくってパソコンに取り込み、プリンタで印刷するということをやっていました。
最近ではどうなのか
ハッキリ言って年賀状を出す意味が見当たらず、毎年モチベーションが落ちてきているのですが、今年はモチベーションがなさすぎて年賀状すら購入していません(笑)
あの若い頃の年賀状にかけた情熱はいったいどこにいってしまったのか・・・。この心境の変化には自分でも驚いています。
年賀状は右肩下がり
日本郵便によると、年賀状の発行枚数は2003年度の44億5936万枚をピークに下がり続け、今年度は23億5000万枚とほぼ半減。
まわりでも年賀状を出さない人が増えているなという印象はありましたが、やはり15年くらいで発行枚数がほぼ半減しているということは、感じている以上に年賀状を出している人は少なくなっているんですね。
昔は年賀状の来た枚数がステータスのような気がして、出す枚数ももらう枚数も増やせるようにと頑張って年賀状を書いていました。
でもいま年賀状を送っている人って、半分は1年で1度も会わない人なんですよね。ほとんどが20代のころ付き合いのあった人で、いまでも会えればうれしいのですが、仲のいい人であればSNSでつながっている。ここ数年年賀状を出す人は増やすことはしていなかったのですが、減らすタイミングが難しくていつも悩んでいました。
儀礼的なものはやめたほうがいい
年賀状を出している人はもちろん今でもよく会う人でもあるのですが、「儀礼的」か「儀礼的でない」かを天秤にかけると、「儀礼的」な側面のほうがはるかに強い。年賀状をパソコンで出すようになってからも一言は手書きで添えるようにしてきたのですが、書くことなんて複数の人が一緒のコメントになってしまうこともあり、「とりあえず一言書いたのでオッケー」という免罪符的な部分もあります。
儀礼的なものに、お金も時間もかける必要はないのかなあととても思っています。
ただ、年が明けて年賀状が1枚も来ないというのもそれはそれで淋しいものなんですよね(笑)人間ってつくづくワガママな生き物だと思います。
人付き合いをステージごとにリセットする
人付き合いには、刺激の賞味期限がある。ステージごとに人間関係はリセットしよう
ホリエモンこと堀江貴文さんが言っていた言葉です。言っていることはちょっと厳しすぎないかなあと思うこともあるのですが、実際その時その時で人間関係って熱量が違うんですよね。年賀状がなくても繋がる人はつながるし、そうでない人はただの形式的なつながりだけになってしまう。
年賀状スルー、真剣に考えてみたいと思います。
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