ずくトラ。ずくを出してトライする。
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5年前の大雪の教訓を考える ~ 経験のない大雪に備えてできること

いままで経験したことのなかったような大雪は5年前のこと

Facebookで昔の写真がたまに流れてきますが、これは5年前の写真。

雪が少ない信州上田ですが、この時は何十年と長く住んでいる方も「経験がない」と言うくらいのものすごい雪でした。

家からすら出られず、交通はマヒし、店からは食料品が消えた。

雪かきをした雪が山のようになってカーポートの屋根とほぼ同じ高さになりました。

そのとき作ったかまくら。

なんと子供が7人入ってもまだ余裕があるという・・・。

人生でこんなに大きなかまくらを作ったのはあとにも先にもこのときしかありません。 

雪かきにたどり着けない

このとき、物置に雪かきを閉まっておいたのですがそもそも雪が多くて「物置まで行けない」んです。

雪かきをしたいのに自宅敷地内にあるその道具にたどり着けないというイライラ。

それ以来冬の間は雪かきを玄関前に常備しておくようにしています。

ホームセンターから雪かきが消える

それほど家に雪かき道具は置いてないから買いに行こうとホームセンターへ。

そしてあまりにも桁違いの量の雪かきのため、雪かき道具自体が壊れるケースが続出。

ホームセンターなど雪かきを置いているところはあっという間に店頭からモノが消えました。

「雪が降ったら買えばいい」だと、いざ欲しいときに買えなくなることが多い。

雪かきは予備も含め自宅に置いておいたほうが良いです。

ちなみにこのとき雪かきが壊れて、修理して使いましたよ(笑)

 

カーポートなどの屋根がつぶれる

豪雪地帯ならともかく、雪の少ない地方では「屋根の雪下ろしをする」という感覚がありません。

このときもまったく考えていなかったのですが、ある時ふとカーポートの梁を見たら

曲がってる!!

雪の重みに耐えかねて屋根の梁が曲がっていたのでした。

慌てて脚立を建て、カーポートの屋根の雪下ろしをしました。

 

曲がっていたのは一時的だったようで、雪を下ろしたら梁の曲がりも直り、ことなきを得ましたが危なかった・・・。

当時いくつものカーポートがつぶれて、その下にあった車も被害にあった、なんていう話をあちこちで聞きました。

食料がなくなる

大雪で除雪もままならなくなり、車が動かないためスーパーやコンビニから食料が消えました。

幸い食料は少しあったので食べるには困りませんでしたが、さすがに食べるものが売っていないというのは見ている以上に精神的に焦りますね。

「つぎに食料を入手できるのがいつになるかわからない」というのは不安な気持ちを増幅させ、落ち着かない状態になります。

非常食は常に見直しておきたいところです。

 

電源がなくなる

このときは停電はしませんでしたが、我が家はオール電化。

以前長時間停電になった際にはお湯もわかせず、ファンヒーターもつけられず大変な思いをしました。

幸い新し目の家なので断熱がしっかりしており、蓄熱暖房機もあるので凍えることはありませんでした。

ファンヒーターは太陽光で発電した電気でつけてみたところしっかり動いたのですが、曇ってしまうと電力が足りなくなってしまい、消えてしまう。

IHが使えなくなったことでお湯もわかせなくなり、それからは非常用にとカセットコンロを購入しました。

いまではより電化製品が多いので大容量のポータブル電源は持っておくに越したことはないですね。



一度あることは二度、三度ある

大雪に限らず、洪水や強風などの災害は一度でも起これば今後絶対に起こらないという保証はありません。

これから3月は例年よりも暖かくなる予想がでていますが、予想外の出来事はいつやってきてもおかしくない。気候も年々おかしくなっているのでなおさらです。

一度あったことは今後もあると考えて万一の際もうろたえることのないように準備していきたいですね。

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