指導者向けのコロナ対策講習会に参加
僕がけん玉クラブの指導者になっているスポーツクラブが7月から活動を再開するのに伴い、各スポーツクラブの講座の指導者が集まっての講習会がありました。
本来であれば4月から新学期の講座が始まり、6月はすでに3回目の講座が行われているところ。しかしこちらもご多分に漏れずコロナの影響で募集すらかけられず、さらには複数の人が集まっての講座もできない状態。
けん玉はまだそこまで激しくないものの、野球やサッカー、陸上など激しいスポーツもあり、マスク着用だけではとても対策にならない上、熱中症や窒息の心配までする必要があります。屋内で実施されるけん玉もそうかといってあまり密になってはいけないし、これから万一の感染を拡大させないように細心の注意を払っていかないといけないわけです。
施設利用にあたってはさまざまな配慮が必要になる
施設利用にあたり、指導者も、参加者も、さまざまな配慮が必要になってきます。
主な注意点としては
・利用者全員の指名、連絡先を記載したリストの作成が都度必要(1ヶ月保管)
・利用時にコロナウイルス感染症対策確認シート(施設側で準備)を提出
・参加者の手消毒・マスクの着用・速やかな退出の徹底
・使用した用具の消毒徹底
・換気の徹底
といったところでしょうか。いずれも対策としては以前から言われていることですが、これらをすべて実施した上で活動することは結構な負担になります。感染拡大を防ぐことと、万一クラスター発生時には濃厚接触者をすぐに特定できるようにするためには仕方のないことです。
施設は部屋ごとに利用人数制限がかけられ、人数以上の利用はできなくなります。また、海外から2週間以内に帰国、他県に2週間以内に行った場合は利用ができないなど、制約も多くなります。
揺れる基準
今回は「教育事務所」と「スポーツクラブ」それぞれが対策について説明をしたのですが、その中でも判断に迷うことがいくつかあり、今後難しい立場に直面することも少なくはなさそうです。
例えばチェックシートには
・他県に2週間以内に行った使用者はいますか
という質問事項があり、該当すると施設の使用が許可されません。
指導者が仕事などで県外に出張することは当然あるわけで、行ってしまうと参加ができなくなるわけです。自分の場合で考えると指導者1人のけん玉は講座の開催ができなくなってしまいます。
さらに、参加者本人は行っていなくても、家族の誰かが他県に行った場合はどうなるのか。
その点についての質問があっても実際には主催者側でも判断に揺れている部分があり、今後も紆余曲折がありそうです。
あまり厳しくしすぎると実施が不可能になる反面、予防としてはある程度強めの対策が必要な部分も。
これからスポーツクラブだけでなくけん玉クラブの活動も開始するのですが、入念に対策を考えて臨まないと何かあったときに取り返しがつかないことになりそうです。
なんとなく考えていた以上の責任と重圧を感じ、帰路につきました。
フェイスシールドも自前で用意しておこうかな・・・。
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