ずくトラ。ずくを出してトライする。
けん玉・筒けん・コマ

【新型コロナ対策をしてのクラブ活動】とれる対策はどんなものが有効?

新型コロナウイルスによる外出自粛後初のクラブ活動

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言発動により、不要不急の外出が制限される中、クラブ活動も自粛を余儀なくされました。月に1回活動しているけん玉クラブも例外ではなく、3月の活動を最後に活動を中断していました。

そして6月。ようやく緊急事態宣言も解除され、今まで通りの生活が少しずつ戻ってきましたが、イベントというイベントが中止や延期になり、イベントもクラブ活動もどのタイミングで始めたらよいか様子を伺っているのが実際のところだと思います。

そんな中、けん玉クラブも活動再開に向けて準備をすすめ、ようやく新学期の活動を始めることができました。

対策したこと

今回使用する公民館からは使用に際して次のような指示がでていました。

・全員マスク着用
・参加者名簿への名前・住所・連絡先の記入
・風邪の症状(熱、体調不良等)がある方、熱が37.5℃以上の方は参加不可
・ホールの使用人数制限
・入館時、利用後の手洗いまたはアルコール消毒
・人との距離を2m保持する
・大声を出さない
・室内の換気(1時間に2回以上)
・館内での水分補給・飲食不可
・海外から帰国後14日以内の方は参加不可
・終了後に使用した机・イス・備品の拭き掃除を行う

そのため、受付には消毒液を置き、名簿も置いて名前を書いてもらうようにしました。

フェイスシールドの準備

「全員マスク着用」とはなっていますが、けん玉はスポーツ。実際にやってみるとわかりますが、結構な運動です。マスクを着用しての運動は体への負担が大きく、酸欠や熱中症などになりやすくなります。

そのため、フェイスシールドを用意し、貸し出しも販売もできるようにしました。

1名の方がフェイスシールドを装着してやっていましたが、視界が歪むのでけん玉にはちょっとやりにくかったのかもしれません。それでも選択肢を用意しておくのは必要だと思うため、無駄ではなかったと思います。

ソーシャルディスタンスの確保

公民館利用時の指示でで特に難しいと思われたのが

人との距離を2m保持する

という点。

通常の練習会では必ず中の良い子同士などまとまってしまう傾向があるため、この対策はしっかりやっておく必要があると考えました。

どうやったらソーシャルディスタンスを確保しつつ活動できるかと考えたとき、何も基準がないとどうしても密になってしまうので、目安が必要だと思いました。そこで考えたのが養生テープを利用して目安を床に示しておくこと。

2m間隔で養生テープを貼り人が立つ目安を作りました。

これが結果的には一番良い方法だったのかも。目安があることで参加者の皆さんも意識して間隔を保ってくれました。

飛沫防止用パーテーション

けん玉の認定試験の際には机を隔てて認定員が認定をします。マスクをしてのけん玉が意外と精度に影響する場合があるため、パーテーションを作成しておきました。結局皆さんがマスクをしてくれていたので今回はあまり意味がなかったかも・・・。まあ気持ちの問題ですかね。

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一番役に立ったのはソーシャルディスタンス確保のための床の目印

今回やはり一番効果があったと思われるのは床にテープを貼って目印をつけたこと。何も目安がないとどうしてもみなさんくっついてしまいがちなので、やはり目印があったのは効果があったのではないかと思います。

ただ・・・準備のために30分以上かかるのと、終わったあとに養生テープがゴミになってしまうのが難点といえば難点かも。最初はヒモでやろうかとも思ったのですが、ひっかかったら危ないし、やはりテープの目印が現状では一番いいのではないかと思いました。

なお、床に貼る際は剥がしやすくするために、一部を丸めて貼っておくと後の処理が楽です。

内容についての悩み

ソーシャルディスタンスなど、ハード面での対策はできたのですが、もう一つ悩んだのがソフト面となるけん玉教室で実施する内容。

「対戦形式」にすると密になってしまうかなとか考え出すとキリがない。直前まで実施する内容を決められず、準備を始めたものの間に合わず、結局その場でやりながら考えるという流れに。

前日も1日かけて準備していたのに肝心のソフト面が準備不足だったかな・・・と。

ただ、実際にやってみるとそこまで悩まなくてもいつもどおりにやれば大丈夫ということもわかり、やってみないとわからないものだなと思いました。

できる対策をやりつつ、感染対策をお互いが意識しながら現状はやっていくしかないのかなとも。

まだまだ試行錯誤は続きます。

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