幻の「こうじいらず」
信州上田には「幻の大豆」と呼ばれる「こうじいらず」という地大豆がありまして、いまでも細々とですが栽培されています。
こうじいらずとは「こうじを使わなくてもこの豆だけで甘くおいしい味噌ができる」という意味が込められた豆なんだそうです。
実際にはこうじがないと味噌はできないので、あくまでも「それくらいおいしい!」という意味のようですけどね。
そんなこうじいらず大豆を入手したので畑に蒔いてみることにしました。
これが貴重な「こうじいらず」大豆。
大豆ってすぐ交雑してしまうので純粋なものはすごく貴重なんだそうです。
普通の大豆は黄色いものが多いですが、こうじいらずは淡い緑色が美しいですね。
丸々としたこうじいらず大豆を蒔いてみます。
ポットでしばらく育ててから・・・とも思いましたが「ずく」がなかったのでそのまま埋める。
(※ずく・・・信州の方言で「やる気」「根気」などの意味)
鳥にほじくりかえされないように注意深く。
実際電線なんかにとまっている鳥は植え付けのところを見ていて、人間がいなくなったら畑に来てほじくりかえすことが結構あるんですよ。
ヤツラは意外に頭脳プレーをするんです。
豆の量が大したことないのでどれくらいできるのかはわかりませんが、もしそれなりの量がとれたら手作り味噌に挑戦したいですね。
最近ムスメがお友達の家で手作り味噌を作って持って帰ってきてくれたのですが、これがまたおいしいんです。
「手前みそ」というようにやっぱり手作りの味噌は美味しさが全然違いますね。
いままでうまいうまいと飲んでいた味噌汁はいったいなんだったんだろうと思うレベル。
おいしい豆を使って自分で味噌がつくれたら最高ですよね。
楽しみです。
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