ハンコ大嫌いです
世間ではハンコ不要論が大きくなり、形式的に押すハンコを無くそうという動きが大きくなってきました。自分も仕事で毎日のようにハンコを使いますが、「ここに押す必要ある??めんどくせー!!」と思いながら押印する日々です。
先日はハンコの押印漏れで書類が返送されてきたり、もうハンコにはほとほと嫌気がさしています。
とはいえ、まだまだどうしても場面によっては必要なハンコ。一応は作って必要な時だけ押すようにしています。
サインは無くなる?
世間の動きに押されて少しずつ不必要なハンコは無くなる傾向にはありますが、手書きのサインは無くなるのでしょうか?パスポートへのサイン、クレジットカードの裏面のサイン、書類へのサイン(、場合によっては「サインください!」で書かないといけないサイン・・・)・・・手書きで書かなければいけないシーンは今後もまだまだ必要になってくると思います。誰が押したかわからないハンコに比べて、手書きのサインはその人のアイデンティティーを示すもの。そう簡単に無くなるとは到底思えません。
最近いろいろな書類へ署名をするときに、「自分の字がヘタだなあ・・・」と思うことが多くて、これからもっとビジネスを展開していくにあたり、やはりカッコイイ「サイン」が必要なだあと思い始めました。
文字だけで判断するわけではありませんが、やはり初対面の人とやりとりするときに、字がうまい人とヘタな人が一緒にいたら、やっぱり字がうまい人のほうが好印象を持つと思うのです。
ずっと悩んでいましたが、ここはやっぱり自分をブラッシュアップしていくためにもサインをデザインしてもらうことを決意しました。
サインをデザインしてもらった
今回はサインの達人に依頼をし、英文字3パターンと和文字3パターンを作成してもらいました。オーダーして来たサインはなんだか名前が違うなあ・・・と思って指摘すると名前が間違っていて作り直すというトラブルもありましたが(笑)
それぞれサインの原本とサインを書く動画、練習シートのセット。和文はシーンにあわせて縦書きと横書きを混ぜてオーダーしました。
オーダーの際、「クレジットカード用」とか、「イベントでのサイン用」とか、使うシーンを想定してお願いすると、そのイメージに合ったものを提案してくれます。
そしてデザインしてもらったサインを早速練習してみたところ・・・
む、むずかしい・・・
動画を見ていても、筆の滑らせ方が速くてついていけないのと、練習シートのお手本をなぞろうにも人の文字なのでうまくなぞれないのです。
しばらくやってみましたが、うまくいかなくて挫折しそうでした・・・。
やり方を工夫してみた
まず、一気に全部を覚えようとするとどれも中途半端なので、まずは1つだけに絞り、ひたすらサインを書いてみることにしました。
・動画を1/2のスピードで再生してみる
・パーツごとに分けて練習する
まず動画ですが、スピードが1/1だと速くてわかりにくいので、手持ちの動画再生ソフトでスピードを1/2にして再生してみました。こうするとどこで力を入れたり、抜いたりすればいいか、など細かいところまで理解することができます。再生速度を半分にするとかなり理解度が深まります。
そしてパーツごとの練習。もちろん全体のバランスは大切なのですが、サインだからと速く書こうとすると、最初はバランスの悪いいびつな文字になってしまいます。文字ごと、パーツごとに何度も練習することで書き方のクセを身に着けることができ、全体を書いてもかなりバランスがよくなってきました。
こうして、合間合間に少しずつ練習をしたところ、サインが書けるように。実際に書いてみるとだいぶカッコイイ。人に見てもらうとやっぱり印象はいいようです。日常的に少しずつ書いてどんどん自分のものにしていこうと思っています。
いくつもあるシーンごとのサイン。ひとつひとつ覚えて縦書き、横書き、和文字、英文字と使いこなしていきたいと思います。
そしてもう一つの効果が、カッコイイサインを書くのだから自分ももっと内面もっと磨こうと思う意識が芽生えること。これは実際にサインを書くまで思ってもいないことでした。
自分の事業はまだ始まったばかりですが、一つ一つこだわっていきます。
サイン一つできっと印象が変わります。
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