ずくトラ。ずくを出してトライする。
レビュー

オリジナルTシャツの作成 ~ 値段優先にすると怖いので注意点をチェック!

仲間うちでTシャツを作ることになった

「Tシャツ作りますかね!」

とあるイベントまであと2週間と少しとなるある日、突如イベント用にみんなでTシャツを作る案が浮上した。

たまたま出た思い付きなのだけど、その時点でデザインは何も決まっていないし、この時期Tシャツの印刷は相当混んでいるはず。

とりあえず3日でデザインを決定することにし、デザインができる2名が何案かを作成して主要メンバー内で話し合った。

デザイン決定~印刷業者選定

こういう時間がないときは特に複数人数で意見を募るとまず失敗する。

そのため、最終的には決定権をメンバーの代表者に委任した。

そして話がでて3日目にはデザインが決定し、印刷業者の選定にはいった。

Tシャツの印刷については依然自分でけん玉クラブのものを作成したことがある業者にとりあえず見積もりを依頼。

ところが週末が絡んでしまったこともあり、なかなか見積もりがでてこない。

見積もりが出ないことには印刷のGOが出せないので当然納期も決定することができず、気持ちはあせるばかり。

 

週が明けて月曜日。

何度か督促のメールを入れるも見積もりが出てこないので、しびれを切らして地元の業者にも見積もりをとった。

数時間で見積もりが入り、先に見積もり依頼をした業者からの回答もないので地元の業者に決定、印刷を発注した。

この時点でのこり10日。

先に見積もり依頼をしていた業者にお断りのメールを入れると見積もりが来た・・・。

実は40着近く作って10,000円近く値段の差があったのだけど見積もりの早かった地元業者にしてよかった・・・。理由は後述。

 

話は脱線しますが、僕も本業の仕事で見積もり依頼を毎日のように受けるのだけど見積もりのスピード次第で受注率は大きく変わってくると思っている。

・見積もりの回答は極力早く返す

・見積もり時にちょっとした提案を入れる

僕が出す見積もりは結構お客さんから「早いね」と言われるのだけど、遅くても基本的には24時間以内、通常であれば数時間以内には見積もりを返すようにしている。

いまはすべてのスピードが速くなっているので、見積もりをゆっくりしていたら意思決定に時間がかかって機会損失になることもきっと多い。

見積もりのスピードが速いことで相見積もりをとられていても先に注文してくれることだってきっと多いし、現にTシャツを注文している自分がいまそうしている。

そこにプロならではの提案も入れてあげることでより安心感が加わり、多少値段が高くてもお願いする価値があると思ってもらうことができる。

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注文~納品

事前に納期を伝え、あとは待つだけ。

印刷データとともに注文をいれたところ、業者さんからデータに関していくつかの心配な点を指摘された。

主に細かい部分の印刷が再現できるかというところだったのだけど、こちらで直せる範囲はデータを修正し、あとは出たとこ勝負でいい部分についてはそのままデータをいじらずにお願いをした。

通常なら「データ通りです」でそのまま印刷されてもおかしくないのだけど、やはりプロならではの指摘や提案を入れてくれるとこちらも安心感がぐっと増す。

そう、「お値段以上」と思えるのである。

確かに安さ優先でやってしまうと、こちらが気付かなかった点をそのまま修正せずに印刷されてしまい、出来上がってから「うわ~」っとなってしまうことがある。

実は初めて注文した上に、あとから出てきた見積もりよりも高かったけれど、お値段以上と思って「注文してよかった」という気持ちのほうが大きくなった。

そしていよいよ納期になり、Tシャツ屋さんへ。

予定の仕上がり時間より少し遅れてしまったのだけど、ぎりぎりの納期の中対応してもらい、こちらも感謝の意を表してその場をあとに。

Tシャツ納品

今回はターコイズブルーに白印刷にて製作。

当初地抜き部分のフォントが細すぎるとのことで指摘後に修正させてもらった。

背中についても屋根のイラストの線が収束する部分が細いのでうまく出ないかもしれないと言われていたのだけど、思ったよりもずっとシャープにでていた。

印刷をやっているとわかるのだけど、細かい部分は実際に刷ってみないとどこまで再現できるかがわからなくて、事前にお客さんに説明するときに苦労することがある。

おかげで納期に間に合い、満足のいくものに仕上がった!

実際にイベントで使用したのだけど、とても目立つ上に周りの人からすぐに認知してもらえ、作ってよかったと思えた。

でも・・・こんどはしっかりとデザイナーさん入れて作りたいなあ。

Tシャツづくり、なかなかいい経験をさせてもらった。

 

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