長井紬製けん玉用巾着を購入
日本のけん玉トップメーカーである山形工房さんのけん玉はいろいろ使わせていただいているのですが、ずっと気になっていたけん玉用の巾着、それも長井紬で作られた巾着を購入しました。
山形工房のけん玉はけん玉を始めた当初からかれこれ10数年ずっと愛用して使っていますが、とても使いやすくて間違いがないけん玉なので、まわりにもどんどん進めています。
けん玉のサイトでも山形工房のけん玉は強烈押しです(笑)
実はここ長野県上田市も「上田紬」として有名な地で、小岩井紬工房さんの工房は家のすぐ近くにあって昔から馴染みがあるので、この紬の巾着は存在を知ってからかなり気になっていました。
ちなみにこの小岩井紬工房の伝統工芸士の良馬さんは、最近Youtubeも始め、枠にとらわれない時代の先を行く面白い方です。是非チェックしてみてください。
さて、もともと山形県長井市は養蚕地帯だったのが、絹織物産地に転換しているようです。
長井紬は「米琉絣」で全国区へ長井盆地に位置する長井地方と白鷹地方は、江戸時代初頭から直江兼続の施策によって青苧(あおそ)を栽培し、日本各地へ出荷していましたが、第9代藩主上杉鷹山公の時代に養蚕地帯に転換。その後、越後から職人を招き、絹織物づくりもするようになります。さらに明治19(1886)年には、長井市の織物問屋が新潟県十日町から指導者を迎え、新たな絣(かすり)技術を普及。長井紬を代表する「米琉(よねりゅう)絣」が生まれました。(山形県HPより)
青苧(あおそ)ってなんなのかと思って調べたら、イラクサ科の多年草木であるカラムシの表皮から採れる繊維なのだそうです。「越後上布」の原料として珍重されたとのことなので、歴史のあるものなのですね。
長井紬の特徴としては、よこ糸に生糸、たて糸に紬糸または玉糸を使用した平織りの横絣で、色調は素朴で味わいのある紺や鼠、茶などが多く、古典的で大き目の柄があります。
そしてこの巾着、中には謎のポケットがあり、何かが入れられます(笑)
認定証や会員カードなどを入れるにはちょっと小さいし、替え糸とか入れたらいいのかな・・・(思いつかない)。
いずれにしても大切なけん玉を持ち運ぶ際に、こういった巾着に入れておいたらとてもよくないですか?
上田紬でもこういったものがあれば欲しいなあと思いつつ、もう少し付加価値をつけてみたいという気持ちもあり、勝手に妄想が膨らんでいます。
いつか形にできたらいいなあと思いつつ、最近では願望をとにかく口に出すように心がけているのでこのブログでも書いておきます(笑)
紬とけん玉のコラボ、考えるほどにいい・・・。
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