チッソ分を畑に入れる。鶏ふんがいいの?それとも牛ふん?
畑の土作りで大事なのがチッソ分を入れた土を作ること。
ここでふと疑問がわいたんです。
鶏ふんと牛ふんってあるけど、どっちを入れたらいいのさ??
何も知らない勝手なイメージで行くと・・・
・鶏ふん ・・・ 安い。なんとなく抗生物質とか入っていそう。
・牛ふん ・・・ 鶏ふんに比べて高いので質良さそう。
まあこんなもんでした。
単純なので用途に合わせるとかいう発想がない(笑)
そこでちょっと気になって調べてみました。
鶏ふん
まずいちばん気になったのが、安いということは抗生物質とか投与した鶏のふんなんじゃないかとのこと。
よくよく見てみたら
ふむふむ。
抗生物質、ハエ予防薬等の薬剤は一切使用しておりません。
あ、一瞬で懸念解消(笑)
ちゃんと安全な糞で作られているんですね。
ちなみにスルハ剤について知識がまったくなかったので調べてみたら
・・・載ってない・・・
スルハ剤ってナニモノ?
なんだか非常に怖いもののような気がしてきました。
牛ふん
鶏ふんよりも値段が高く、袋を開けた時の存在感からなんとなく牛ふんのほうがよさそうな気がします。
鶏ふんってサラサラしているんですが、牛ふんってモサモサしているのでそれを見ているだけで土によさそうって思ってしまうんですよね。
しかし、調べていくと鶏ふんと牛ふんには決定的な違いがあったのでした!
鶏ふんと牛ふんの違い
鶏ふん | 牛ふん | |
肥料の種類 | 有機質肥料 | 土壌改良材 |
土への影響 | 根を痛めることがある | 土に入れると団粒化を促進する |
肥料効果 | 高い | 低い |
ニオイ | 臭い | ほぼ臭わない |
向き不向き | 葉物に適する | 根菜類に適する |
いろいろ調べてみたら鶏ふんと牛ふんって同じ効果では全然ないんですね!
肥料としては鶏ふんがよく、牛ふんは肥料としてよりも土壌を改良する効果が高いのだとか。
また、育てる野菜によってどちらにするか決めたほうがいいんですね。
いやー、昨年はジャガイモを育てるのに思いっきり鶏ふんいれて作ってたなあ(笑)
これはとあるホームセンターで。
ふむふむ。やっぱり用途を考えて施肥しないといけないんですね。
ちなみにホームセンターなどで激安で売っている鶏ふんは「発酵鶏ふん」と書いてあってもしっかり発酵させていないものが多く、畑に入れてからまた発酵が始まり、その発酵熱で野菜がダメになってしまうこともあるのだとか。
そんなに量を入れていない気もしましたが、発酵熱ってバカにできないんですね。
実は今回堆肥の素と発酵鶏ふん(激安品)をたっぷり畑に入れたんですよ。
(調べたのは作業後・・・)
これ、発酵熱のダブルコンボじゃないかい??
とてもキレイな畑になったのだけど、ものすごく不安になってきました・・・。
肥料の良し悪しで作物の生育は変わる。
やっぱり事前にしっかり知識は蓄えておきたいですね。
畑のこと、まだまだ知らないことばかりです。
やっぱり一度しっかりした肥料買っておくか・・・汗
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