けん玉指導ポイントの言語化をずっと考えています
冬ともなると市内の小学校では主に2年生がけん玉を授業でやり、学校によっては1年生もけん玉に取り組んでいます。
おかげで冬の期間はあちこちからお呼びがかかり、だいぶ忙しい。
面白いのは教えていく度に新しく教えるポイントが浮かんでくること。
もう何年もけん玉を教えているのにまだまだだなと思う瞬間。
けん玉で意識するポイント
技によって意識するポイントややり方は変わるのですが、一般的に共通すると思われる部分が次のポイント。
ヒザ
けん玉で特に意識するのは「ヒザ」とはよく言うのですが、ヒザをただ曲げるだけでは不十分。
・足は軽く開き、向きは同じ方向に →ガニ股、内股だとやりにくい
・ヒザを曲げるときにヒザが前にでるイメージで →後傾でなく、前傾姿勢
1で(ヒザを)曲げて、2で伸ばして、3でまた曲げる
と言いますが、しっかりしたヒザの曲げ伸ばしをすることで技の精度がぐんとあがります。
わきの下
玉を引き上げたときに皿に玉が乗らない原因として多いのが、わきの下が開いた状態で玉を引き上げるので玉がまっすぐにあがらずあちこちに行ってしまうというもの。
・わきの下を軽く締めた状態でスタートする
高い→低い、近い→遠いを有効に使う
大皿、小皿、中皿、ろうそく、とめけんなどのように玉を引き上げる技には高低差を意識することでだいぶ技がやりやすくなります。
1.かまえ ・・・ 高いところでかまえる
2.ひざをまげる ・・・ 玉を床ぎりぎりまで下げる
3.ひざをのばす ・・・ ひざを伸ばすことで玉を引き上げる
ひこうきやふりけんなどの技のときにも高い-低いを意識することでかなりやりやすくなります。
あわせて近いー遠いも組み合わせると最強。ただ、この場合は前方遠くに玉を伸ばしてしまうとひじを引いた際に玉が自分めがけて飛んでくるので、あくまでも身体の近くでかまえてナナメ下方向の遠いところを目指すのが良いです。
よくあるのがひこうきをひじを伸ばした状態でスタートし、けんが全然飛んでこないケース。
できるだけ身体にちかづけて(顔の部分がベスト)技をスタートすると良いです。
まだまだあります、けん玉を上手に決めるポイント
それぞれの技にはやはり上手に決めるためのポイントがあって、一つ一つそのポイントを意識することで成功率がぐっとあがります。
よく教えるとめけんなんかは10個以上も注意するべきポイントがあって、全部意識して技をやればかなりの確立で入るんじゃないかと思います。
それでもまだまだ言語化は途上。
「絶対に技を決められるようになるけん玉教室」やってみたいですね。
教えたあとに送られてきた感謝状。
技ができるようになった!おもしろかった!と言ってもらえるのが至福。
まだまだ修行の道は続きます。
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