先日の信濃毎日新聞の記事
新聞に岐阜県高山市で電子コインを導入し、それが順調に普及しているとの記事。
さるぼぼコイン
名前がまたかわいらしいですね。
日本では現在ものすごいイキオイで電子マネーが乱立し、覇権を争うかのようにキャッシュバックや無料キャンペーンなどを繰り広げています。
その一方で日本の「現金信仰」は根強く、なかなかキャッシュレス決済が普及していかないのも事実。
そんな中、飛騨高山での地域限定電子コイン「さるぼぼコイン」が急速に普及していると。
驚いたことに約1年前に導入がスタートしたばかりにもかかわらず、「便利だ」と利用する人がどんどん増えているのだそうです。
飛騨高山でキャッシュレス化 「さるぼぼコイン」が急速に普及 そのワケとは(中京テレビNEWS) – Yahoo!ニュース https://t.co/7pKVGs3606 @YahooNewsTopics
— しかせんべい@けん玉/家庭菜園/DIY/仮想通貨 (@shikasembei) 2019年2月5日
さるぼぼコインが普及するワケ
【驚くべき普及スピード】
・スタートして1年ほどで850以上の店舗で導入
・累計チャージ額は、5億6000万円を突破
都市部に比べても特に電子マネー(電子コイン)にはハードルが高そうな地域柄なのに、どんどん増えているワケはどういったものなのでしょうか?
【導入するメリット】
・店側の負担はほとんどない(初期導入費用ゼロ)
・特別な機械をおく必要がない
・QRコードを掲示するだけ
・加盟店同士の仕入れにも使える
【利用者のメリット】
・スマホさえあれば財布を持ち歩く必要がない
・キャッシュレスなので支払いがスムーズ
・住民票の発行など窓口の手数料でも利用できる
LINEPayやPayPayなどの電子マネーは、そのサービスが使える場所が比較的限られている上に、使える店がどこにあるのか意外とわかりにくい気がしています。しかも種類が多すぎてお店での支払い時に果たして手持ちの電子マネーが使えるのかがわからず、結局現金払いで済ませてしまうなんてことも。
お店の方も種類が多すぎて把握できていないくらいだからたまに利用するユーザーにとってはなおさらハードルが高いですよね。
さるぼぼコインは行政も含めて街全体が導入に前向き=使える場所が多いので便利という利用者にとって使いやすい環境が整っている気がしています。
やはりこの乱立したサービスをどこかが旗振って一本化する方向にもっていかないと共倒れになってしまう気がして仕方がありません。
キャッシュレスの流れはどこへ行き着くか
紆余曲折はあれど今後ますます電子マネーは普及していくのは確実だと思います。
今後それがいったいどこへ行き着くのか。
当然乱立する電子マネー間でも競争により淘汰されていくものはでてくるでしょうし、新しいサービスが登場してそちらにユーザーが集中していくということも考えられます。
未来のことなので実際どうなるかはわかりませんが、今できることは先を見据えて今のうちから少しずつでも利用に慣れていくこと。
仮想通貨(暗号資産)もオワコンと騒がれていますが、もう一般の人が使いやすいサービスになっていけば一気に普及していくのではないでしょうか。
現在は異なる通貨間で送金するとGOXしてしまう可能性や、秘密鍵を忘れて永久に資産が取り出せなくなるというようなリスクを常にはらみながら取引しているのが現状です。
ある程度の知識がないと使えないから二の足を踏む人がどうしても多くなってしまう。
逆にこの部分がクリアになれば一気に普及していく可能性だって十分シナリオとしては有り得るわけです。
いまのうちに僕はコツコツと仮想通貨(暗号資産)増やしますよ。
未来が楽しみです!
https://zukutora.com/money/201901mexreport-2
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