ずくトラ。ずくを出してトライする。
レーザー彫刻・加工(beamo)

【レーザー加工機 beamoで試作がはかどる】自分の欲しい部品がすぐに準備できるのは画期的!

レーザー加工機を使い倒しています

さまざまな材料のカットや彫刻ができるレーザー加工機「beamo」。

ものづくりが楽しくて毎日のように使い倒しています。

いままで作ろうにも簡単にはできなかったことが、データさえ作ればあっという間にできてしまうのは画期的です。たくさん失敗もしていますが、失敗も一つ一つ経験になっているので、少しずつ作業の確実性も増してきているような気がしています。

さて、最近のブームは筒けんホルダーの試作。

筒けんは少しずつですが確実に日本全国の方に広まっていて、手ごたえを感じています。そんな中、「持ち運びをもっと簡単にしたい」という声が何人かからいただいています。

けん玉にはすでに「けん玉ホルダー」と呼ばれる、けん玉を持ち運ぶためのアイテムがあるのですが、オリジナルのアイテムである筒けんにはまだホルダーと呼べるものはないわけです。

 

 

じゃあ誰がホルダーを作るのか??

筒けん考案者である自分がやる以外ないでしょ?ということで少しずつですが試作を進めています。

試作の変遷

頭で筒けんのホルダーをイメージしてみたのですが、けん玉と違って筒や玉には引っ掛ける場所がないので簡単ではありません。

まずは思いついた形でできるのかどうかやってみます。アクリルがもったいないので木で作成して紐はビニール紐w

引っ掛ける場所がないということは、「しっかり固定ができない」ということなので、なかなかうまくいきません。そして・・・やっぱりビニール紐だとあまり試作の意味ないかもね・・・。

材料代はかかっても、やはり実際に使う想定で作ろうと、アクリルをカットして部品を作ります。

そして、当初はアクリルの2mmで加工をしていましたが、強度的に問題があったので3mmに変更。

レーザー加工とアクリルの切断がこんなにも相性良いとは知らなかったのですが、切っていて本当に気持ちがいいです。(臭いけど)

複雑な形状も、自分でいざカットしようとしたらとてもできませんが、レーザーだとものの数分でカットできます。

欲しい部品がどんどん作れます。寸法の微調整がすぐできるのも、自宅で使えるサイズのbeamoだからこそ。

イメージ的にはこのようにぶらさげたいのですが、激しい動きをしていると玉が取れて落ちてしまうことがあり、ガッチリ落ちないようにするのが腕の見せ所。

玉の固定にはとても悩ませていて、けん玉のように穴が開いているわけではないので、スイカの縛り方を研究したりとさまざまな形状を考えています。

でも・・・最終的にはシンプルかつ直感的に使える形でないと意味がないと思っていて、その点も試作のハードルを高くしています。

この形状は最初はいいと思っていたのですが、やはり玉の固定に問題があり、ボツに。

少しずつ考えた部品をデータで作ってはレーザーでカットする日々。欲しい部品をわざわざ店に買いに行かなくても自分で作れるのは素晴らしいとしか言いようがありません。

だんだんと形が決まってきてはいるものの、あと少しのハードルが高い。

シンプルにはなってきていると思うんですけどね・・・。

シンプルに使いやすく、そして製作も極力単純に、工数を少なくできるように。

すでに試作は8つ作りましたが、まだ納得のいくものが作れていません。

こちらの「筒けんSHOP」で販売ができる日を夢見て試作は続きます。

ロングとショートの2種類があるので、どちらも兼用で使えるようにもしたいと思っています。

ゴールへの道のりは長いのですが、考えたアイデアをすぐ形にできる環境があるので、逆にその試作過程を楽しんでいます。

デスクトップレーザー加工機があると世界が変わりますね。

 

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