貸出用のけん玉を増やしました
新型コロナの影響もあり、なかなかけん玉教室関連イベントが思うようにできない状況ではありますが、来年以降すでに数件のけん玉教室も決まり、筒けんとけん玉のハイブリッドけん玉教室をどうやって進めていこうか考えている日々。
そんな中、貸出用のけん玉をここで思い切って増やしました。
今回増やしたけん玉は山形工房の福祉用けん玉「大晴(たいせい)」
けん玉をよく知らない方のために説明すると、けん玉にはさまざまな種類がありまして、一番スタンダードなけん玉は下の写真でいくと一番左の「大空ソリッドカラー」です。
価格も安いことから初めてのけん玉として小学校などのけん玉の授業でもよく取り入れられ、このけん玉で始める人が多いです。ただ、感覚をすぐつかめる人はこのけん玉でも問題ないのですが、どうやってもお皿に玉が乗らない、できない、つまらないという人が必ずでてきます。
ひざがうまく使えない年配の方でもやりやすいけん玉としてお皿がとても大きい福祉用けん玉がありますが、実は初めての人ほどこのけん玉を使ってほしいと思っています。なにせお皿が大きいので「乗る」んです。
(それでも「乗らない」という人には「筒けん」を試して欲しいのですが、それはまた別の話で)
2月に初心者向けの方ばかりを集めたけん玉教室が控えているので、いまのタイミングで補充しておこうというわけです。もともと大空ソリッドカラーとその類似サイズのけん玉は貸出用で40本以上用意していますが、やはり「できる!」を体感してもらうためには皿に少しでも玉が乗りやすいほうがいい。
筒けんとのコラボで初心者でも「できる」けん玉教室をいま計画中です。
けん玉にレーザーでロゴを彫刻してみた
いままでは貸出用のけん玉には目印としてシールを貼り付けていたのですが、シールははがれることがあるし、手で触った時の違和感があり実はあまり好きではありませんでした。
せっかくレーザー加工機beamoもあることだし、ここはロゴを彫刻してみることに!
「けん玉に筒けんのロゴって・・・」って野暮なことは言いっこ無しで・・・。
なお、パラメーターはデフォルトの「木材・彫刻」を使用しました。
【筒けんロゴの彫刻パラメーター】
サイズ:W22.69 × H20.65
出 力:25%
速 度:150mm/s
なお、けん玉を固定する台は先日レーザー加工用に作ったけん玉彫刻用治具を使用します。
ただ実はこの治具、「大空ソリッドカラー」用に最適化して作ったので、お皿の大きな大晴にはそのままだとちょっと使えない。
彫刻位置が斜めになってしまって、フラットにならないのでここは少し調整が必要です。
beamoのハニカムボードと下の板をはずして、Rotaryの上に設置。けん先が低いのでゲタをはかせました。
ヘッドがけんに当たらないのを確認していざ彫刻。スタートするこの瞬間がいつも緊張します。
彫刻の様子はこちらをご覧ください。
昨晩筒けんロゴを焼き付けた貸出用けん玉。カッコイイよね? pic.twitter.com/VkF5AYU4by
— 筒けん(tsutsu-ken) (@tsutsuken3) November 20, 2020
そしてできあがった彫刻がこれ。
いやはや、カッコよすぎませんか??これでいつでも自分の持ち物だとわかるし、シールのようにはがれることもないので安心して使うことができます。
単なる貸出用けん玉のはずが、ワンランク上のものになった気がする(当社比)
初心者の方にも使いやすいように今後はこのけん玉を積極的に使用していこうと思っています。
おまけ 皿の中にも彫刻してみた
今回実はお皿の中にも彫刻をやってみました。パラメーターはけんじりに彫刻したときと同じサイズと出力で。
皿に彫刻するときはRotaryの上だと高くなりすぎるので、Rotaryの底面に段ボールで少しゲタをはかせて位置調整をしました。
そしてこちらも彫刻。レーザーのヘッドから少し距離があるのと、皿の中が湾曲しているので少し歪むイメージです。
こんなところにも。 pic.twitter.com/DF0GnorPlK
— 筒けん(tsutsu-ken) (@tsutsuken3) November 20, 2020
それでもいい感じで彫刻ができました。企業ロゴとか彫刻してみたらおもしろそう。
数が増えたときでも効率的に彫刻をしていくにはどうすればいいかのデータどりもできたので、いいサンプル作成になりました。
改めましてこのレーザー加工機beamo、とてもいいです。
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