けん玉を日々教えている中で直面する「コツの言語化」
毎年のべ100回以上けん玉にかかわる、本業はサラリーマンのワタクシですが、けん玉を教える中で「コツをどうやって教えるか」というのは永遠のテーマです。
教える年代は未就学児から年配の方まで幅広いのですが、特に小学校1年生~2年生くらいの子に教えるケースが実際多いです。その中で必ずぶち当たるのがコツの教え方です。
小さな子に「玉を垂直に引き上げて」とか言ってもわからないし、「ひざを曲げて」「脇を締めて」と言ってもなんのこっちゃわからない子がほとんど。そんなときどういった言葉を使えば実際わかってもらえるか、こちらの意図したとおりに動いてもらえるかって結構重要になってきます。
イメージしやすいように言葉を選ぶ
けん玉で特に重要なことは「ひざをしっかり曲げる」「脇を締める」ことなんですが、この説明の言葉は少しずつ変わり、現在では下記のような説明に落ち着いています。
ひざをしっかり曲げる → ひざを曲げて玉を床ぎりぎりまで下げる
脇を締める → ひじをお腹の横に軽く触れるくらいで構える
この説明がベストかというとまだまだ不十分なところもあるのですが、昔の説明よりはだいぶ意図した動きをしてくれるようになったと思っています。でも、まだまだ改良の余地はある。
でもそのとおりに動いて技が決まるようになったときは格別の喜びです。
そして実は、こういったコツっていろいろ売られている本には一切書かれていないんですよね。紙面の都合とか何か理由があるのかもしれないですが、技の紹介ばかりで本当に必要なコツが書かれていない。
最近ではけん玉の基本技の説明だけで本書けるんじゃないかと思うくらいです(笑)
動画は苦手な自分ですが、動画で解説でも作ってみようかな・・・。
表現への追求は続く
言葉って簡単なようで本当に難しく、「誰もがわかるだろ」と思っても実際理解している人が少ないというケースは結構あります。
意図した動きに誰もができるように、イメージしやすい表現の追求はまだまだ発展途上。
日々の指導の中で少しずつ改良しながら「超わかりやすいけん玉指導」を目指してまだまだ表現の追求はつづきます。
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