ずくトラ。ずくを出してトライする。
思うこと

二十四節気七十二候を利用して季節を先取りしての販売を考える

相変わらず招魂たくましいお店の陳列

ハロウィンが終わったと思ったら11月になったばかりであっという間にクリスマスモード。そのまま2ヶ月近くお店はクリスマス風の飾りや陳列が多いですね。

クリスマスが終わるとお正月、バレンタイン、ひなまつり、ホワイトデー・・・ととどまるところを知りません。

自分もプチてんとう虫農園の商品を道の駅に置いて販売させてもらっていますが、売れるタイミングと全然売れないタイミングがあってどんどん目新しさや陳列方法を変化させていかないといけないなあと日々考えさせられています。

二十四節気七十二候も参考に

以前お世話になった方がいました。その方はすでに亡くなってしまったのですがとても僕の提案を喜んで採用し、さまざまなアドバイスをしてかわいがってくれました。学ぶことも多く、いまでも心の中で師匠としていろいろな言葉を思い出す一人でもあります。

その方がよく言っていたのが「二十四節気七十二候を意識して販売していくといいよ」といういこと。

七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。

各七十二候の名称は、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっている。中には、「雉入大水為蜃」(キジが海に入って大ハマグリになる)のような実際にはあり得ない事柄も含まれている。(Wikipediaより)

二十四節気は「立秋」や「冬至」など聞いたことがある方も多いと思いますが、七十二候はなかなかなじみがないので気にしたことのある方はおそらく少ないのではないかと思います。ただ、これを知っていると農作業の目安にもなりますし、それに関連して人の動きもある程度予測することができます。確かに最近では気候がおかしいのでなかなかピッタリ当てはまらないことも多いのですが、それでも1年のスケジュール帳的な使い方ができるわけです。

販売ネタを年間イベントと二十四節気七十二候の両方で考えていくと、かなり具体的にその期間どんな需要があるかをイメージすることができます。

季節を先取りして販売形態を変化させていく必要性

これから来る季節を見据えてその季節を先取りする。つい物品の販売は「店頭に出したら終わり」と考えてしまいがちですが、細かく季節を先取りした提案をしていけばもっと商品は売れていくのかなと思います。

実店舗(道の駅)の販売は今年初めてやってみて勉強になることも多く、もっともっと可能性があるように思えて仕方がありません。なかなか忙しがってできていない部分が多いので、これからいろいろチャレンジしながらさまざまな販売方法を試していきたいと思います。

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