Contents
会社の朝礼当番で一言「ふるさと納税をやっている人、やったことのある人はどれくらいいますか?」
僕の勤めている会社では朝礼当番というものがありまして、社員が一週間交代で前に出て一言しゃべるという謎のシステムがあります。特に何もしゃべらずに終わらせてもいいのですが、ちょっと気になっていたので思い切って聞いてみました。
「ふるさと納税をやっている人、やったことのある人はどれくらいいますか?」
まあ朝礼でふるさと納税のことを聞くのもどうかと思いますが(笑)
聞いてみると手を上げたのは3名。社員は35名くらいいたので、ふるさと納税を実際にやっている僕も加えると実に10%。たった10%しかふるさと納税をしていないことがわかりました。中にはやっているけれど手をあげるのが恥ずかしくて手をあげなかった人もいるかもしれません。
会社内でふるさと納税の話をちょっと振ってみると「あれはお金持ちがやることでしょ」とか「そんなお金ないです」という人がほとんどだったのでなんとなくやっている人は少ないだろうなとは思っていましたが、驚愕の少なさでした。
手をあげた人に共通すること
今回手をあげた3人に共通することは「経営になんらかの形で関わっている人」ということ。手をあげたのは社長、統括部長(取締役)、元経営に携わったことのある人の3人でした。
経営に携わったことのない人は自分くらい?・・・といいつつ自分も個人事業主として開業しているのですでに経営には関係ありますかね・・・。
お金がある、ないというよりも「そもそも難しそうだしめんどくさそうだからふるさと納税をやらないし、知ろうともしない」という人がほとんどだったように感じます。
ふるさと納税は実際にどのくらいの人がやっているのか
Twitterなどでタイムラインを見ているとふるさと納税は3割くらいはそれでもやっているんじゃないかと思っていましたが、それは僕がそういう人をフォローしている傾向が強いからそう思ってしまうだけのようですね。
実際には2018年の時点でふるさと納税をした人は2割弱なのだそうです。
2018年、「ふるさと納税」をした人は2割弱 | マーケティングリサーチキャンプ|市場の旬を調査で切る! https://t.co/vo8XXvHDQK
— しかせんべい@けん玉/家庭菜園/DIY/仮想通貨 (@shikasembei) 2019年11月27日
金融機関に勤めていたり、ある程度節税意識が高い人が多い職場などではおそらくもっと多いでしょうから、田舎にある自分が勤める会社はやっぱり平均よりも少ないんでしょうね。
ふるさと納税なんて超簡単だし、やらないと損する制度なのにホントもったいない・・・。
ふるさと納税の3ステップ
ふるさと納税で何がハードルかというと、「確定申告がメンドクサイ」という方が一定数いるようです。メンドクサイ確定申告をすることなくふるさと納税ができるのを知っていますか?
ふるさと納税の納税先が5件以内なら「ワンストップ特例制度」を利用して確定申告をせずにふるさと納税が可能です。
1.国税庁のページでどれくらいの金額まで寄付できるかを確認
まずは自分がどれくらいの金額までふるさと納税ができるのかを確認しましょう
国税庁のふるさと納税ポータルサイトでだいたいの金額の目安がわかります。
寄附金控除額の計算シミュレーションのエクセルシートを利用するのも一つです。さまざまなサイトで同様の計算ができますので使いやすいものを是非利用してみましょう。
なお、表では年収300万円からになっていますが、年収150万円でも条件によってはふるさと納税が可能です。試しに楽天ふるさと納税のかんたんシミュレーターで計算してみました。
あくまでも目安なのでぎりぎりまで寄付するのはリスクがありますが、それでもこれだけあれば(金額を選べば)2件できるところもあるのではないでしょうか?
2.楽天ふるさと納税を利用~「ふるさと納税 ○○(商品名)」で検索
楽天市場で「ふるさと納税 ○○(商品名)」で検索してみましょう。
たとえば「ふるさと納税 みかん」で検索するとズラ~っとたくさんの検索結果がでてきます。
金額のところに「ポイント」が書いてあるのがおわかりでしょうか?なんと楽天のふるさと納税はポイントも貯まるんです。
あとは好きな金額・返礼品のものを見つけていつものショッピング同様に「ポチ~」でOKです。
3.「ワンストップ特例制度を利用する」にチェック
ふるさと納税の合計件数が5件以内の場合は「ワンストップ特例制度」が利用できます。
・確定申告の不要な給与所得者 である
・ふるさと納税を行う自治体の数が5団体以内 である
→確定申告不要な ふるさと納税ワンストップ特例申請ができる
ワンストップ特例申請は寄付をする(=ふるさと納税を行う)際に都度申請をするだけ。すると翌年の住民税が減額されます。確定申告がめんどくさい人はこの制度を利用してしまいましょう。
なお、これは楽天での一例です。楽天以外にもさとふるなどのふるさと納税ポータルサイトや各自治体のHPからふるさと納税をすることも可能です。
1.国税庁のページでどれくらいの金額まで寄付できるかを確認
2.楽天ふるさと納税を利用~「ふるさと納税 ○○(商品名)」で検索
3.「ワンストップ特例制度を利用する」にチェック
楽天市場でふるさと納税を検索する
お得なふるさと納税、まずは1件から
やり方はわかったけどやっぱりなんとなくよくわからないという方は「まず1件ふるさと納税をやってみる」ことをオススメします。1件やってみるとふるさと納税の流れがわかりますし、やってみて「ああ、なんだ普通のショッピングとたいして変わらないんだ」と思うと思います。
そして2020年になったらまた新たにふるさと納税ができます。(ふるさと納税は1月~12月までの1年ごと)2019年に一度やっておけば2020年は楽勝でふるさと納税ができるようになることウケアイです。
そして・・・5件を超えてのふるさと納税は確定申告が必要ですが、このふるさと納税に限った確定申告はハッキリ言って簡単です。僕も5件以上の返礼品を楽しみたいので毎年確定申告をしています。
ぜひふるさと納税を活用してお得に生活しましょう!
にほんブログ村