ずくトラ。ずくを出してトライする。
ものづくり・DIY

壊れた雪かきを修理!購入するのと修理するのはどっちが安い??

先日の重い雪で雪かき(雪ハネ)が折れました

我が家に何種類かあった雪かきのうち、先日の大雪の際に重い雪をかいていたら柄がポッキリ。

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いつもはあまり出番がないのに、この雪のときは一番使い勝手がよかったので緊急性はないにせよちょっと確保はしておきたい。

新しい雪かき(雪ハネ)を買ってもいいけど、簡単に直せそうだったのでせっかくなので自分で直してみることにしました。

参考までに価格を調べてみると1,481円。

だいたい1,500円前後で買えるもののようですね。ホームセンターで丸棒を購入したら1,080円。作業台は400円か(笑)

作業開始(柄を抜く)

まずは柄を抜かないといけないのですが、プラスチックの部品が抜け防止で引っかかっているのでそのまま抜こうとすると確実に壊れます。

引っかかりを中心部に逃がして抜かないといけないので、どうするか思案したところ、筒状のもので上から叩いたらいいんじゃないかと予想。ソケットレンチのソケットなら強度もあるし、上から叩いても問題ない・・・はず。

こいつを使ってヤツ(白いプラスチック)を外します。

ということで白いプラスチック部分にちょっと小さめのソケットレンチを当て、ゴムハンマーで叩いてみます。

柄の部分だけに荷重がかかるように雪ハネの部分はパレットで押さえて・・・。

ちょっと叩いたら簡単に「スコーン!!」と抜けました。

購入して10年以上経っていたので結構あちこち傷んでいました。お疲れ様でした。

それではこの代わりとなる柄を作ります。

新しい柄を作る

購入してきた30Φの丸棒を加工していきます。

まずは柄の長さはだいたい135cmくらいでいいか。

元の丸棒は29Φ。若干細いんですね。30mmのほうがたった1mmだけど安定感が増す気がします。

そして雪ハネに接続する部分は25.4mm。どうやって30mmからきれいに細くしていくかが腕の見せどころですね。

だいたい95mmくらいの長さで30mm→25.4mmまでだんだんと細く削っていかないといけません。難しい。

最近デジタルノギスを購入しましたが、これもっと早く買えばよかった。

それまで100円ショップのノギスを使っていましたが、ざっくりすぎて少ししか役にたたなかったのですが、これにしてからめちゃくちゃ使っています。

あとは雪ハネに接続する部分に切り込みを作らなくちゃいけないのですが、これをまたどうやって作ろう??

ま、まあ・・・現物合わせでなんとなくあわせていけばいいかw

さて、それでは加工を始めます。

クランプで丸棒を固定。本当は丸棒を回して均等に削りたかったのですが、あいにくそれができる機械がない。まあやれるだけやってみよう。

そして丸のこで目見当で切り込みを入れる(爆)

 

丸のこの刃を調整しながら白いプラスチックの部品が入るまで調整。なんとなく形になった。

問題は30mmの太さの丸棒を25.4mmまでだんだんと細くしていく工程。

ディスクグラインダーを使ってまさに目見当で丸棒を削っていきます。ノギスの意味とは??

どうにか部品が入ったので、あとはもともと使われていたU字の釘で固定しようと思ったのだけど、うまく入らないのでビス止めしてみた。

結果・・・割れた!!

もう一箇所はドリルで穴をあけてからビス止め。元々使われていたU字の釘は結局使えず断念。棒は割れたけど強度的に問題なさそうだったので作業続行。

それでは柄を雪ハネ部分に差し込みます。あと少し頭を出したいけど入らない。

ここでまたまたソケット登場。こいつを叩けば奥に入っていくというスンポーです。

あとは柄の後ろ端を軽くけずって完成!!

じゃーん!!できました!!

持った感じ、柄が太くなったことでつかみやすくなり、安定感が出たように思いました。新しいものを買ったほうが早い(安い)という話もあるけど、まだまだ使えるモノ。

大切に使っていきたいと思います。

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