12月31日大晦日 年越しそばの準備
今年も大晦日は年越しそばを打つ!!
誰にも請われていないのに勝手にそば打ちの使命感に燃えるオレ。
31日というと最近では実家でそばを食べて年越しすることが多くなったので今年もそばを打つことにした。
実を言うと毎年母の友人(N山さん)から戸隠仕込みの手打ちそばが実家に届くのを知っているので、そこにヘタクソなオレの手打ちそばを持っていくのは分が悪い。
昨年は遠慮して自宅だけで食べていたのだけど今年は食べ比べがしたくなった。
N山さんは戸隠出身で年間よくそば打ちをやっているようで、その腕はプロ級。
なんとなく巨大なゾウに立ち向かうアリのようなイメージなのだけど今年は一度そば打ちの予行練習ができているので昨年よりはうまく打てるに違いない。ワンチャンあるかも。
実際に打ってみたら予行練習の成果か、加水もバッチリで結構いい感じにそばが打てた。
そばを打っていたらムスメも切りたいというので切ってもらった。
プロ級のそばに対抗するのに太いそばが交じるのはちょっと・・・という気持ちもあったが、ここは「ムスメにも手伝ってもらったからそばが太くなってしまった」という言い訳をさせてもらうことにしよう(笑)
実食
そば打ち名人のN山さんのそばが茹で上がってきた。
N山さんのそば、惚れ惚れするほど細いし美しい。
そうそう、そばってこれですよ、コレ。
粉はどこのものを使っているかしらないけど、比較すると白っぽく見える。
対してこちらがオレとムスメの合同作品。
太さはまあアレとして(笑)、N山さんのそばよりも灰色が強い。
でも・・・香りはいいぞ!!
それぞれのそばを少しずつ口に含んでゆっくり噛みつつ味わってみた。
まずはN山さんのそば。
細く切られた麺が喉にツルッと入り、のどごしがいい。
やっぱりプロの技だなあと実感。
つづいて自分が打ったそば。
!!!
!!!
!!!
うまいじゃん!!!
麺は太いながらものどごしは悪くなく、そばの味もしっかりしている。
鼻に抜けるそばの香りがとても心地良い。
N山さんのそばよりも風味がしっかりしていてうまいではないか。
結果
2つのザルに盛られたそばの行方を見ていたら、こちらが作ったそばのほうが先に無くなった!
聞いてみるとやっぱり「そばの風味がしっかりしていておいしい」とのこと。
やったね!!
そば打ちのテクニックはまだまだだけど、これはきっと「蕎麦料理処萱(かや)」さんのそば粉のポテンシャルが相当高いからに違いない。
実力以上に上手に打てるそば粉は本当だった!!!
また萱さんのそば粉でそばを打とうと決意した瞬間だった。
そば粉次第ではかなりレベルの高いそばが打てるという自信につながった今回の出来事。
ま、まあ多少は自分のそば打ちスキルもあがってきたのだと思う(汗)
いま無性に麺が打ちたくなっている。
うどんにパスタに手打ちラーメンにいろいろ作りたい。
やっぱり市販のものは作ってから時間が経っているし、自分で手間を掛けてつくるおいしさにはかなわないのかもしれない。
うまいぞ。手打ち麺は。
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