あ、なんとか生きていけるのでは?と思い始めました
典型的なサラリーマン家庭に育った自分。
「大学を出たら会社に就職して少しずつ経験を重ね、レベルアップして役職を全うし、定年で引退する」と当然のように考えていました。まわりもそのように生きていく人が多く、そういう考えに疑問をはさむことなく就職していったように思います。
ところが今では「老後2,000万円問題」に代表されるように、老後資金を年金以外にもしっかり確保しておかないと生活ができなくなってしまう危険性がでてきたり、コロナ不況による経営難で突然リストラされるというケースは身近な出来事として意識しないといけなくなっています。どこか遠い国の話ではなく、いつ自分にふりかかってくるかわからないという、自分が危機感を持たないといけない状況です。
一流企業に勤めたから老後まで安泰だったのは過去の話で、住宅ローンや子供の学費を抱えたまま会社を放り出され、途方に暮れてしまう人がどんどん増えている現状。
自分は今、副業を頑張っているのですが、会社の業績は決してよくありません。でも収入の柱を少しずつ作ろうと努力していったおかげでとても楽観的です。むしろ万一会社がどうにかなってしまっても、「なんとか生きていけるんじゃないか」と思えるようになりました。
副業を始めたきっかけ
当初自分が副業を始めたのは、「家庭の収入がこのまま(子供たちが大きくなっていく)だと足りなくなってしまう」と将来に危機感を持ち、少しでも早いうちからリスクを減らさらくてはいけないと思ったことがきっかけです。
ウェルスナビや仮想通貨といったものをはじめ、「お金がお金を稼ぐ」仕組みを学ぼうと勉強し、なけなしのお金を少しずつそちらに回してきました。
同時に副業として趣味のけん玉でイベント出演やワークショップなどに出るようになり、謝礼や物販販売をするようになりました。そしていつしか筒けんというニュースポーツに出会い、今ではそちらに全力投球しています。ブログも自分の覚え書き的な性格が強いですが、毎日書き続けることでいつしか毎月バカにできない金額が入ってくるようになりました。
さまざまなことに「とりあえず、やってみる」というスタンスで足を突っ込んできましたが、最近では筒けんの普及が自分の社会的な使命だと思うようになり、ほとんどのリソースをそちらに費やしています。さんざん回り道や失敗もしたし、劣等感でつぶされそうな時期も長かったけど光が見えてきたと思っています。
生きていくお金は、どうにかなる
いますぐ会社を辞めて自活していけるか?と言われば、答えはNOです。
サラリーマンとしての収入をまかなえるほど副業は安定していないですし、今の副業もサラリーマンをやっているからこそ自転車操業でギリギリの状態でできるというのが現実。
それでも「今は無理だけど、もう少し頑張れば自活できる」というところまで来ている気がしています。
何もしていなかったら会社無しで自活するなんて到底無理でしたが、下地があるから「あとは頑張って伸ばせばいつかは手に届く」という状態。時間はかかるけどちゃんと準備をして動いていけば会社員じゃなくてもどうにか生きていけるようにはなるもんだなあと思っています。
そして自分で「生きていこう!」と思うと次々とやってみたいアイデアが出てきて楽しいのなんの。日々のルーティンをただ黙々とこなすサラリーマンにはできない芸当です。実際にやってみるのは大変だけど、自分らしさは「自活しよう!」という気持ちから始まるものではないかとも思います。
まだまだヒヨッコの自分。希望を持って動いていけば飛躍できるときがきっと来ると信じて、コツコツと日々努力を重ねていこうと思っています。
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