物置から発掘された懐かしのPC-6001関連の品々
実家の物置の整理をしていたところ、懐かしの品々が続々登場。
BASICの基本の本。当時小学4年生くらいだったか、父親のPC(PC-6001)をよくいじって遊んでいました。
まだ「パソコン」という言葉が定着していない頃で、「マイコン」とも読んでいた時代。パーソナルコンピューターの走り、「PC-6001」なんて知らない人が多いんじゃないかな。
プログラミングが必須科目…これは!
小学5年の時に家にあったPC-6001でBASICを独学で学び、センター試験数学で習ってないのにIAIIBともに「プログラム」を選択し、大学のプログラミング実習(FORTRAN)の課題を10分で終わらせていたわたくしめに時代が!追いついた!という事! pic.twitter.com/gu4TrvfPNy
— 機械の人(一関大樹) (@f_aider_ichi) 2020年1月21日
当時のスペックはすごいんですよ。ROMとRAMが16KB。
16KBですよ!!!メガバイトじゃなくてキロバイト!!!
CPU | μPD780C-1(Z-80Aコンパチブル)4MHz、μPD8049 | |
ROM | 16KB(最大32KBまで拡張可) | |
RAM | 16KB(最大32KBまで拡張可) | |
表示能力 | スクリーン構成 | 32文字×16行 |
文字構成 | 文字及びグラフィック記号(248種) | |
グラフィック機能 | 256×192ドット(白、緑の2色の組み合わせ) 128×192ドット(カラー4色の組み合わせで8色) 64×48ドット(カラー9色セミグラフィック) グラフィックスと文字の混在(スーパインポーズ)ができる |
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カラー機能 | 9色(黒、青、赤、マゼンタ、オレンジ、緑、シアン、黄、白) | |
音声出力 | 8オクターブ | |
カセットインターフェース | FSK方式(600、1200ボー) | |
プリンタインターフェース | パラレルインターフェース内蔵(セントロニクスプリンタ仕様に準拠) | |
キーボード | JIS標準配列準拠、コントロールキー、5ファンクションキー | |
シリアルインターフェース | RS232Cインターフェース オプション(300、600、1200、2400、4800ボー) | |
電源 | AC100V±10%、50/60Hz、25W | |
寸法 | 416(W)×273(D)×90(H)mm | |
重量 | 約4.3kg | |
発売年 | 1981年 |
データの保存はどうやっていたかというと、カセットテープに「ピ~♪ガッガ~♪♪・・・」とひたすら雑音のようなものをそのまま録音していたんですよ。これがデータに復元できるなんて当時はびっくりしてた。
僕もわからないなりにBASICをかじりましたが、まだまだ小学生だったのでたいしたプログラムは作れなかったなあ・・・。(でもいまの小学生ならそれなりにすごいプログラム作れそうだけど・・・)
当時は入力したプログラム次第でどんなこともできてしまうのだと、すごく可能性を感じつつ、それでもとにかくゲームがしたくてひたすらプログラムを打ち込んで遊んでいました。
そしてゲームのバイブル的存在だったのがこれ。
「はるみのゲーム・ライブラリー」
パート1とパート2、でてきました。
今見ると画面が単純すぎて「バグか?」と錯覚してしまいそうですが、自分で入力したプログラムを走らせるとまったく違う世界に入れる。画期的でした。
まだブラインドタッチなんてできなかったので、両手の人差し指で何時間もかかって入力し、カセットテープへの保存を忘れて努力がパー・・・という経験を何度もしました。いまは自動保存機能があるものが多くて、もう神です。
いまでは再生する手段がうちにはないのですが、これもいろんなゲームで遊んだなあ・・・。
あんなにでかい筐体だったPCも、いまではichigojamで十分BASICの勉強ができますよね。
BASICのあと、MS-DOSが出て、WINDOWSに至りますが、あのときにいろいろ触ったおかげで文系の僕でもそれなりにPC詳しくなったのかなと思います。
ロボコップも(映画で見ると)MS-DOSで動いていましたが、いまならもっと複雑な処理を高速でできるので今後さらに高性能なロボットが作られていくのでしょう。技術の進歩はすさまじいなと思います。
なんだか懐かしい品が多いのですが、メルカリで第2の人生を送ることが決まりました。ありがとう。
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