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搾取されないためには選択肢を増やすしかない(愛の日記 from Silicon Valley)より
先日田端さん(@tabbata)のツイートでシェアされたブログ。
搾取されないためには選択肢を増やすしかない:僕は、会社を辞めろとか、日本を出て行け、という極端な話をしているのではない。ただ、必要ならば、そういう選択肢を実行できる状態にさえしておけばいいのだ。「選択肢」というのは持っていること自体が交渉力を決定する。 https://t.co/kKkkVuXGRC
— 田端信太郎@田端大学塾長である! (@tabbata) 2019年10月8日
2010年に書かれたブログなのですが、まったく古さを感じさせない内容で最後まで一気に読んでしまいました。
ブラック企業は社員の交渉力(選択肢)がないために成立している
ブログの最初からなぜブラック企業が成立しているかについての考えが書かれているのですが、「ブラック企業は社員の交渉力(選択肢)がないために成立している」とのこと。言い方は厳しいけど確かに一理ある。
他のスキルも磨かず、会社に依存して生活していると会社は社員にどんな無茶な要求をしても辞めないから(社員には会社に依存するしか選択肢がないから)どんどん要求はエスカレートしていく。
高校や大学までは一生懸命勉強するのに、社会人になり、会社に就職したとたんに「仕事→仕事以外の時間は趣味の時間やのんびりする時間」として自己研鑽もせず、ラクに生きることばかり考える。
自分も20代のころは「仕事で稼いだお金であとは旅行したり遊んだりすればいい」くらいにしか考えず、たいして勉強もせずにのほほんと過ごしてしまったなあと今更ながらに思います。20代なんか一番気力も体力も知力も充実しているので一番何かをやるには適した時期なのに、です。40代にもなると家のこともいろいろしないといけないし、体力も落ちてくるし、自分で何かをやろうと思っても気力だけではなかなか大変だと強く感じています。
自分で選択肢を作る必要性
大手でも「45歳でリストラ」の風があちこちで吹き荒れている現在、20代・30代を何も考えずに過ごすと一番お金が必要になる40代で生活できなくなる事態に誰もが遭遇する可能性があります。
よく聞くのが
「特技もなにもないから、会社に依存していくしかない」
という話。
本当にそうでしょうか?
実は得意なことがあるのにマネタイズ方法なども考えずにいると、いざ「選択肢」を突きつけられたときに「何もない」という状態になります。それよりも自分の興味あること、好きなことをコツコツやり込むことでそれがだんだんと大きくなり、少しずつハードルを高くしていくといつの間にかそれがお金を生む元になってしまうことってよくあります。
僕の場合、けん玉は単なる子供と一緒に始めた趣味でしたが、10年もせずにお金がもらえるようになりました。いまでは少しずつ収入になるものを育て、大きくしているところです。
つまり
「いきなり特技をマネタイズするのではなく、チャンスを伺いながら少しずつ育てていく」
ことがとても大事なのではないでしょうか。いきなり何かをやろうといっても無理。10年後に選択肢を突きつけられたときに「あれもある」「これもある」という形にしていくことが大事です。少しずつ種を蒔いて、育てていく。僕も40代からの遅いスタートですが、会社に依存しないでいけるようにコツコツと育てています。
選択肢は多いほどいい
まずは1つ、何かを始めてみる。何かを作って販売してもいいし、仕入れて販売してもいい。自分で作った(出した)モノが売れる体験ってとてもアツイので、まずは売ってみるのがオススメです。
モノを売ってもいいし、知識や素材を売る方法だってあります。とにかく興味が持てそうなことを1つでもいいから始めて見て、それを少しずつ大きくしていく。そして収益源を複数に増やしていくと、いつの間にかいろいろなところから少しずつ収入が入ってくるようになります。とにかくたくさんの種を蒔いて、当たりそうなものをいくつも育てていくのが大事です。
同時にお金にお金を稼がせる(=投資)もできればやっていくと良いです。
僕はウェルスナビでコツコツと積立投資もやっていますが、この先が楽しみです。
会社に搾取されないためにはとにかくたくさんの選択肢を。自分で動き出さないと何も変わらないですが、動けば何かが変わります。
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