スマホのバッテリーが突然膨張
自分の使っているHuawei P10。2017年の11月に購入したものですが、いまだに快適に使用していてお気に入りのスマホです。
ところが突然のバッテリー膨張による変形・・・。
新しい機種に買い換えようかとも思ったのですが、バッテリーに問題があることは明白なため、とりあえずバッテリー交換で様子を見ようということになりました。ところが時は週末。ネットで注文しても出荷までには時間がかかるため、当然バッテリーの交換まで日数がある。
変形の度合いも限界まで来ているようだったので、バッテリーが来るまでの応急措置として緊急オペを行いました。
そして緊急オペ後のみすぼらしいスマホ(笑)
バッテリーを本体から分離して、多少膨張しても他のケーブルや基盤に影響がないようにしました。
そしてバッテリーが到着、バッテリー換装オペ開始
そしてようやくバッテリーが到着。待ってたよ・・・。
工具はすでに揃っていたので付属の工具はまったく使わず。工具いらないからもう少し安くしてほしい(笑)
さて、それではこのみすぼらしいスマホともおさらばしますか。
電源を切ります。
SIMカードを抜き、裏蓋とつながるケーブルのコネクタをはずしていよいよバッテリーの交換です。見た目にもすごい膨張っぷり・・・。よく使えてたな・・・。
上部のネジは6箇所ありますが、バッテリーの換装だけなら下の3箇所だけでよさそうですね。
見て下さい!この違い!!どちらがどちらかわかりますね??
左が新しいバッテリー、右が膨張したバッテリーです。
どれくらい膨張したのかノギスで測ってみました。新しいバッテリーは厚さ3.9mm。
膨張したバッテリーは10.4mm。ペコペコしているので誤差はありますが、3倍近くに膨れ上がっていることになりますね。これでも一応使えていましたが、リチウムイオン電池が火を吹いたなどの症例を聞いたことがあるので気が気ではありませんでした。
バッテリーの上を通るケーブルも余裕です。膨張時はかなり危険な状態でした。
↓膨張時のもの。これヤバイよね・・・。
実はバッテリーの換装は簡単にできたのですが、一つ懸念していることがありました。
応急処置をしたら受信感度が悪くなった
実は一つ懸念していたことがありました。
応急処置後、電波の受信感度(特にWi-FiとBluetooth)が著しく悪くなった
自宅内でもWi-Fiの電波が拾えなかったり、拾えてもアンテナ1本。Bluetoothについてはいつもなら10mくらいは平気で届くのに、1m離れると切れてしまうんです。
応急処置をしたときにアンテナケーブルを少し強めに引っ張ってしまったことがあって、断線でもしたのかなあと不安になりながらコネクタの接続をしっかり確認し、蓋を閉じました。
最悪の場合はケーブル買い直せばなんとかなるかな?とも考えていたのです。
ところがそれらはすべて杞憂でした。
本体を元通りにしたら電波復活!!
スマホの仕組みについて詳しいことは知りませんが、筐体もアンテナの役割をしているんでしょうね。そのため、ディスプレイと裏蓋が離れた状態ではアンテナ感度が著しく悪かったのが、元通りにはめ込んだら感度が復活したと思われます。
そしてバッテリーの膨張など最初からなかったかのように元通りとなって復活!!
新しいスマホも魅力的ですが、すぐに「これ!」といって欲しい機種もないし、機種変更に伴うデータの移行がとてもめんどくさい。
すべて自己責任ですが、だいたいの流れや注意すべき点がわかっていればやってみる価値はあるのかなと思います。いまではあちこちに分解動画やブログも出ているので情報には事欠きません。
まだまだ大切に使いつつ、新しいスマホへの移行も考えなくてはいけない時期に来たのかなと思います。
ひさびさにiPhoneにしてみようか、ちょっと悩み中です。指紋認証はやっぱり欲しい。
今回スマホが自由に使えなくなってあらためてどれだけスマホに依存しているかがよくわかりました。だからこそ値段は高くても後悔のないものを使いたいところですね。
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