一ヶ月前から準備したけん玉パフォーマンス本番の日
あるキッカケでお話をいただき、うれしくも海外からのゲストの前でパフォーマンスをすることになった本番当日。
子供と始めたけん玉がいつのまにか趣味を越えたものになり、まさか100名を超える人の前でパフォーマンスをすることになるとは。
人生何がおこるかわかりませんね。
いつもなら赤いけん玉Tシャツでパフォーマンスや講習をやるのですが、さすがに海外からのゲストの前でTシャツはまずいだろうと上田紬で衣装を製作。
帯やズボン、足袋にアンプにと今回のためにだいぶ投資をした。
腕の動きやすさと足の下をくぐらせる技がやりやすいように袖なし裾なし。
まさにけん玉パフォーマンスのためにつくった衣装です。
今回の会場はこちら。
格式あるホテルですね。
ウィーンから来た音楽家と市民たちがふれあう会とのこと。
ドイツ語堪能な方たちや音楽の才を持つ方たちがたくさんいてなんだかとても新鮮でしたよ。
会場は申し分ない広さ。
これならけん玉の空中技を思い切りやっても大丈夫ですね。
リハーサル風景。
オーストリアと日本の国旗が掲げられれているステキなステージです。
上田紬の衣装。
これからお披露目なのですが、すでにお褒めの言葉をいただいてとてもご満悦。
心配していた帯もきっちりと締めることができ、あとは登場を待つのみ。
いざ、パフォーマンスへ
さすがに写真を撮って送ってくれとも言えないので写真は残念ながら無し。
インカムを使おうとしたらホテルの機材に接続することができず、自前で持っていったこれも初登場のアンプが活躍。
50Wになったらやはり100人超えの規模でもちゃんと使えますね。
本当はドイツ語の歌か日本の歌に合わせてパフォーマンスをしようかとも思っていたのだけど、さすがにそこまで時間が確保できず、最近よくやっているパフォーマンスを披露。
会場が寒くて体がすっかり冷えてしまっていたのだけどなんと(細かいミスはあったものの)根性のノーミス!
その後の技の紹介も一回もミスしないというのは最近ではなかったんじゃないか。
説明は僕が日本語で話したあとにすぐさま通訳さんがドイツ語で説明。
ドイツ語の通訳かっこよさすぎる。
ステージでやる方としてはどうしても会話が途切れてしまってリズムが悪く、なかなかやりずらかったんですけどね(汗)
ウイーンの音楽家の方たちをステージに上げてのけん玉指導は楽しかったなあ。
けん玉をとても楽しんでくれたようで、こちらもうれしくなりました。
演奏のプロの方が褒めてくれるとヨロコビもひとしお。
演技後の交流でもカタコトの英語で話しましたが楽しんでくれた気持ちが伝わってきました。
パフォーマンスの前にプロの演奏を見せていただいていたので、こちらもそれに応えなくちゃという気持ちがあったのも事実。
かなり集中してできたのはよかったですね。
それにしてもすごかったのが上田紬のチカラ。
いろいろな方に「見せて」「触ってもいいかしら」と声をかけていただき、そのほかいろいろとお話もさせていただきましたよ。
パフォーマンス終了後は
なんと席まで用意いただいていたのでお食事をいただきながら他の発表を聞いたりくじ引きに参加したり。
思いがけず一参加者として楽しませていただきました。
なかなかこのような機会がないのでとても貴重な体験。
大勢の人前でパフォーマンスや講習は慣れてはいるつもりなのだけど、今回のようなパターンはなかなかなく、自分の中で何かが弾けたのも事実。
せっかくステキな衣装ができたのだからこれからも活用してどんどん出ていきますかね。
小岩井紬工房さんで衣装の相談させてもらって本当によかった。
衣装つくるなら小岩井紬工房さんで!とはずっと思っていたので念願かないました。
上田紬とけん玉の相性はとてもいいと思っているのですよ。
着物の世界も知ることができて着物をもっと着ていこうと思ったのも今回のことがあったから。
なんでもトライすることって大事ですね。
この度はお招きいただき、ありがとうございました。
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