ずくトラ。ずくを出してトライする。
ものづくり・DIY

【夏休みの工作】ひょうたんで作ったライトが作りたい!でもひょうたんがないときにはどうすれば・・・

娘の夏休みの工作はコレ・・・!?

小学3年生の娘が夏休みの工作でこれを作りたいと夏休み帳の裏表紙に載っている写真を見せてきた。

これは・・・ひょうたんですね。しかもでかい・・・。そして穴を開けてランプにするって難易度高いw

まず、ひょうたんなんて家では作っていないし、近所でも作っているのを見たことがないし、道の駅などに行ってもきっと売っていない。

だいぶ無理ゲーだな・・・と思いつつも「それに近い形ができたら小学生の工作だし、OKじゃない?」と頭を切り替えた。よし、なんとか工夫して作ってみよう。

製作開始

まず、ひょうたんの形状を作るにはどうすればいいかを考えた。そして中は空洞にしなくてはいけない。それならば・・・と100円ショップで買ってきたバルーンを使うことに。

【用意するもの】

・風船
・新聞紙
・でんぷん糊
・絵具
・電球・電池ボックス・スイッチ

さて、それでははじめます。

まず、バルーンを2つ膨らませます。一つは小さめに。

こんな感じで2つをくっつけます。セロテープでとりあえずくっつけました。

新聞紙をちぎって、水で濡らします。

濡らした新聞紙をぺたぺたと風船の上に貼っていきます。

風船がだいたい見えなくなったら次の作業に行きます。

水にでんぷん糊を溶かし、さらに新聞紙を漬けて上に貼っていきます。

今回は某100円ショップの障子のりを使いました。

なぜ最初は水で貼るのか。それはあとでわかります♪

糊を溶かした水に漬けた新聞紙は何十にも上に貼って重ねていきます。ここはある程度の厚さがないといけないので、根気との勝負です。首の部分は弱いので補強がてらしっかりと貼っておきます。

何重にも新聞紙をペタペタ貼り合わせ、だいたいの形が完成。あれ?耳がついています。

それではこれで一旦乾燥させます。

紙粘土登場

新聞紙の上に障子紙を貼っていってそのままハリボテにしてしまう方法もありますが、今回は紙粘土を使ってさらに上から形を作っていきます。

ひょうたんを作ると思っていたら、どうも犬か猫のようです。紙粘土がしっかり乾くと頑丈な置物ができあがります。

なお、土台はたまたま手元にあったカルビーのクリスプの蓋を使っていました。平らならなんでもOKです。

 

そしてここで中身の風船を割ります。風船を割るときは、できるだけ風船のゴムが張っていないところ(弛んでいるところ)を針で刺すと一気に割れずに安心です。

色塗り~完成

どういう意図があるのかわかりませんが、朱色で全身を塗っていました。朱色は魔除けの効果があるので縁起がいいかもしれません(笑)

そして目の部分を開けてほしいというので、カッターを使ってぐりぐり穴をあけます。

てっきり全身あちこち穴を開けるのだと思っていたら、そんなに開けなくていいとのこと。そして、目を光らせたいというオーダーが!

それでは土台となる部分に電池ボックスを作りますか。段ボールの展開図を描いてカットします。

小学校の工作の教材で上の兄や姉が「いらない」と僕に渡してきたさまざまなキットが役に立ちました。電球とかモーターとか捨てられないんですよ・・・。

後ろ側が重いので、スイッチ部分をつけてもバランスがとれました。それにしてもなんだか父の工作になりつつある・・・。

土台部分に仕込んで豆電球をつけてみましたが、暗い。もう少し改良が必要です。

いろいろなパーツが放り込まれている秘密の引き出しをガサゴソと漁り、豆電球をもう一つ追加。電池は単2を2本にしました。

これで完成のようです。あんまり行灯のように明るさがわからないんだけどいいのかな・・・。

スイッチを入れると目が光ります。これは魔除け効果絶大かも・・・。

いまいち作った意図がよくわからないものの、本人満足していたのでこれでよしとします。

紙粘土部分は固まってしまうとなかなかカッターで穴をあけるのが大変でした。彫刻刀のほうがひょっとしてうまく加工できたのかもしれません。

夏休みの工作は自由なので、まずは「頭を使いながら作ってみる」体験が大事なのかもしれません。それでもネタがない人はいろいろ工作キットが売っているのでうまく活用するといいのかもしれませんね。

 

 

 

 

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