人はその店を聖地と呼ぶ
休日出勤の日。ランチはどこにしようかということで、同僚のイチオシ、美味館へ。
上田市内の千曲川にかかる古舟橋のたもとにあるこの店を人は聖地と呼ぶ。
定番メニューはあるものの、入り口を入ってすぐの特別メニューがオススメ。なんとワンコインでお釣りが来る激安のメニューもいくつか存在する。
それにしても漢字だけだとさっぱり内容がわからないので、そんなときはお店の人に聞くに限る。一応カタコトだけど教えてくれる。
昔、上から7番目の「天津包子十混沌」と思われるメニューを頼んだとき、大きな皿に肉まんがででんと4つか5つ載っているだけのメニューで驚愕した覚えがある。
ここはある意味ロシアンルーレット的に何がでてくるかワクワクしながら待つというのも一つの楽しみ方なのかもしれない。
トイレに入ったらなぜか上にスーツケースが。あちこちに謎のものが置いてあってツッコミどころ満載なのがまた楽しい。
そして壁には一面に不思議な飾りやメニューがいっぱい。
いかにも中国風のタペストリーのほかに、手描きのイラストメニューがまた面白い。
メニューとはおよそ関係ないであろうイラストがこれでもかと描いてある紙が壁一面に貼られている様子は破壊力抜群。
絵がツボすぎて楽しくてしょうがない。誰が描いているのか見てみたい。
カウンター上ではセリと思われる野草を下処理している様子が。どの料理に出てくるんだろうw
この店は「安い・うまい」。結構駐車場が混んでいて入れないということも。
一応メニューもあって、定食から一品からいろいろなメニューが選び放題。しかし1,000円近いメニューはハッキリ言って
た・べ・き・れ・な・い
この店、ホントに油断して頼むとボリュームが多いので大変なことになる。
オーダーして運ばれてきた結果。
こちらは棒々鶏定食 480円。
鶏の量がおかしなほどたくさんあり、さらにご飯もてんこ盛り。しかもご飯はおかわり無料w
これはたぶん入り口のメニュー上から2番めの干鍋麻辣鶏。
簡易コンロでじゅうじゅういいながら山盛りの食材が運ばれてきて、さらにドンブリ飯(もちろんおかわり無料)と味噌汁がつく。
ちょっと辛めだけどごはんが進みすぎる禁断の味。
そしてこちらは自分がオーダーした肉絲干炒面480円。
運ばれてくる皿がパーティーサイズというか、普通の一人分の皿ではないのでちょっとビックリする。そしてこれ全部鶏肉かと思いきや・・・。
うどんを短く切ったような食感の麺。これがなかなかもちもちしていてうまい。
辛さもオーダーできるので激辛好きの方は是非チャレンジを。
そしてこちらも味噌汁がついてくる。
若干酸味のある味噌を使っているようなのだけど、なんの味噌だろう。
とにかく食べきれないほどの量がこの値段でもでてくるので、コストパフォーマンスは絶大。
そして食べきれないものは「持ち帰りたい」旨を伝えるとパックを無料で渡してもらえるので、そこに詰めて帰れば自宅でもさらに楽しめるという。
聖地はやはり聖地なのだった。
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