シャインマスカットの花が咲いた♪
ぶどうの花って知ってますか?
先日とあるぶどう園を見学させていただき、シャインマスカットの花切りを教えていただきました。
ぶどうってそのまま放って置くのではなくて、粒を大きく、そしてきれいな形にするために花穂を切って整形する必要があるんですね。(初めて知った)
我が家の畑にあるシャインマスカットもそろそろやらなきゃと思っていたらちょうど花が咲いてた♪
え?これ??花???
そう、なんだか小汚いような感じですが、これが花なんですね。
ブドウ農家の方も「ビミョー」な感じで説明してくれましたが、たしかにビミョーな花だ(笑)
この花穂を適度な長さにしてあげることで正しいシャインマスカットができるわけです。
いざ、花穂整形!
今年初めてシャインマスカットの花が咲いたのですが、めちゃめちゃ花の部分が長いんですね。
このまま放置していたらロクでもないシャインマスカットができるところでしたよ。
なんでもこの花穂をとる作業にもセオリーがあり、先端からの長さが決められているのだそうです。
【花穂整形の長さ】
・シャインマスカット 3.5cm
・ナガノパープル 3cm
場所によっても多少の長さの違いはあるのでしょうが、ハサミに3.5cmの印をつけて長さを見てから花穂をとるのだそうです。
ちなみに、この花穂をとる作業は・・・
「こく(漢字不明)」
というらしい。
・・・というわけで、約3.5cmを残して、あとの花穂はこいてみました。
指の腹でプチプチとれる感覚がなかなか気持ちがいいのですが、力加減を間違えると全部
「ブチッ」と逝ってしまいます・・・
ハサミを使って茎に沿わせるようにカットしていくやり方もあるようですね。
そして残りの部分をこいたシャインマスカット。
シャインマスカットは虫の被害や病気にもなりやすいので消毒も今後しっかりやっていかないとダメそうです。
いい加減にやっていると近隣に迷惑をかけることもあるそうなので注意しなくては。
実際僕の住んでいる付近でぶどう作っている家あんまり見たことないんですけどね。
ちなみにこのまま成長していくとこんな感じでだんだんと大きくなっていくそうです。
最終的にシャインマスカットは33粒程度まで摘粒し、形を整えていくのだとか。
ぶどうを育てるのは今回初めてなので、種なしぶどうにする「ジベレリン処理」をするかどうかが考えもの。
ジベレリン処理とは植物ホルモンの一種であるジベレリン溶液につけることで種ができなくなる処理
種ができなくなるだけでなく、玉が肥大化するなどの効果も期待できるのだそう。
なんとなく薬品につけるのは不安だと思っていたのですが、自然界にも存在するものなので安全性は確認されているようですね。
そして・・・調べていたら・・・1回めのジベレリン処理にはすでに遅かった(笑)
花が咲いたときに1回めの処理を行い、2回めは2週間くらいしてから処理するようですね。
今年は種ありにして、来年種無しに挑戦します(笑)
これは野菜や果物全般に言えることですが、季節は待ってくれないので、あらかじめタイミングを考えて次の作業、次の作業と進んでいかないといい作物はできないんですね。
少しずつ覚えつつぶどう作り頑張りたいと思います!
長野県のホームページで「シャインマスカット栽培マニュアル」なるものがあるようですね。
ちょっとこれ読んで勉強します!(遅い)
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