ずくトラ。ずくを出してトライする。
仕事

その転職に思いはあるのか!?転職で成功するケース、失敗するケースを考える

今の仕事を辞めてとっとと転職したい人~??

「毎日ブラックな会社に勤め、サービス残業は当たり前、まわりの人の雰囲気も悪いし、給料も安いのでやってられない」

働いているといろいろ不満がでてきて辞めたい願望がどんどん大きくなり、毎日が苦痛だという人って意外にいるもの。

でも何も考えず転職するとその後余計に大変な状況になって困ることが多いので、やはり安易な転職はオススメしません。

僕もかれこれ4回転職(5つの仕事を経験)しましたが、それぞれの会社でいいところもあれば悪いところも必ずあり、どの点に重点をおくかで仕事の選び方は非常に重要だと思いました。

しかせんべいの場合

ワタクシの場合、転職を繰り返したおかげでいろいろな企業の良いところ、悪いところを実際に自分で見ることができました。

転職遍歴

A社からE社まで主だった特徴を書きだすとこんな感じ。

【A社(サービス業)】新卒で入社

・残業・休日出勤は当たり前、ノルマあり

・給料は一般的

・若い会社だったので同世代も多く、同僚同士で遊びに行ったりと楽しかった

・仕事面では自分の強みを生かして提案営業ができたので楽しかった

・自分の趣味に優待が使えたのでとてもよかった

【辞めた理由】

・急成長の会社のためいいかげんなところが多く、離職率も高かった。同僚同士での話題も「いつやめるか」の話題が多く、「居残りは負け組」的な部分があり、それに引っ張られた面も。地元にいつか帰らなくてはという気持ちも後押しした。

【B社(サービス業)】契約社員で入社

・給料激安

・前職の仕事内容が活かせたのもあり、仕事内容的に責任はあったもののとても楽しかった

・給料激安

【辞めた理由】

・やはり給料が激安(手取りで10ちょっと)ということもあり、正社員と同様に働いても格差があったので(仕事は楽しかったが)気持ちがついていかなかった。

【C社(製造業)】

・給料めちゃ良い(労働組合が強く、なにかと手当もよくついた)

・会社カレンダーで年間休日が決まっていることに驚いた(サービス業は1ヶ月前にならないと休みがわからなかった)

・入社してすぐ転勤

・比較的年齢層が高く、話題がとにかく合わなかった

・どちらかというと興味がない分野だったので、仕事内容が頭に入らず苦労した

・会社カレンダーがあるのに休日出勤ばかりで休みがほとんどなかった(手当は出た)

【辞めた理由】

・趣味がいろいろあるので、プライベートの時間が少ないのがストレスで耐えられなかった。(最速半年で退職)

 

【D社(製造業)】

・給料安め

・会社カレンダーがあるので年間休日がわかる

・深夜残業当たり前、休日出勤当たり前

・2代目社長が「仕事は社員がやるもの」意識が強く、無理難題が多かった

・社内の人はとてもよかった(楽しかった)

・営業だったがいま役に立っている知識や技術をかなり学ばせてもらった

・仕事内容は楽しかったが、とにかく不良連発で精神的に大変だった

・ボーナスほぼなかった

【辞めた理由】

地元に帰らなくてはいけないのと、ジリ貧の経営状況に危機感を覚えたため。

【E社(製造業)】現職

・給料は前職よりはだいぶあがった

・会社カレンダーがあるので年間休日がわかる

・残業少なめ

・前職の知識+αでいろいろな提案もできて楽しかった

・副業を始めて徐々に大きくすることができた

・社内の人間関係に苦労して溶け込むのに5年くらいかかった

・2代目社長が(以下略)

気がついたこと

自分の場合、ほぼ自分が「楽しい」と思える仕事をずっとやってきたことがわかります。

仕事内容に限って言えば、ほぼ好きな仕事と言える。

そして人に恵まれた会社も多数。

自分の中で重要度を順位付けするとざっくりこんな感じでしょうか。

【仕事で重要視すること】

1.仕事内容が自分の好きなことか

2.休日がしっかりあって、プライベートとの住み分けができるか

3.給与がそこそこもらえるか

4.人間関係はよいか

その年代によって実は重要視する部分は変わってきていて、昔は人間関係を比較的重視していたものの、最近では年齢を重ねて神経が図太くなってきたせいかあまり重要視しなくなってきています。

人間関係はプライベートの部分でもっと広げたいと思う気持ちが強くなりましたね。

そして給与面は年を追うごとに気になっている部分で、そのこともあって副業を始めるキッカケにもなりました。

すべての条件を満たす会社はなかなかない

いろいろな会社をまわってきて、実際すべての条件を満たす会社は少ないなと感じます。

要はマイナス部分があっても、どの部分は許容できて、どの部分は許容できないのか。

許容できない部分が多いと気持ちを正常に保つのに疲れてしまって、どんどん負のスパイラルにハマります。

多少許容できない部分があっても、それ以上にやりがいやメリットを感じられればなんとかなる。

はっきり言ってすべての条件を満たす会社に入りたければ、自分で作るしかないんじゃないかという気もします。

安易な転職は失敗する

しっかりした目的があって転職するなら良いのですが、転職で意外と多いのは安易な転職。

・毎日会社の悪口ばかりでどんどんネガティブ思考になり、なんとなく退職する

・「いつやめるか競争」でこれといって深刻な問題はないけどまわりの声に洗脳されて退職する

当然不満はあるけれど、それが退職の引き金になるほど深刻ではないのになんとなく辞めてしまった場合はその後も失敗します。

「とりあえず仕事がラクそうなところに入れれば・・・」は面接のときなどにもその片鱗が垣間見えるのでまずとってもらえないですし、採用されても苦労が待ち受けている場合があります。

そして、「給料はどれくらい欲しい?」と聞かれたらちゃんと根拠もあわせて答えられるでしょうか?

面接のときに希望給与を聞かれて「いくらでもいいです!おまかせします!!」は安く買い叩かれるだけなので絶対にNGです。

転職するなら意識付けをしっかりと

転職するにあたって、仕事の希望条件を明確にしておくのは必須。

「選り好みしたら仕事なんてない」と思う人は、転職した時点で条件が良い仕事につける確率はゼロです。

仕事をするならやっぱり自分のこだわりやできる部分を明確にしておくのが大事。

・仕事の希望条件を明確にしておく

 

そして「どうせすぐやめるから」といい加減に仕事をしていると、次の仕事に支障をきたすこともあるので注意です。

「○○さんは人当たりはいいんだけど恐ろしく仕事できないんだよね」など、実際に僕もお客さんと話していてその会社の社員の人となりなどを聞く機会があります。

狭い世界なので意外と転職希望先の人が前職の評判を聞いているなんてことも実際あるので、やはりどこで働いても自分のチカラはしっかりと発揮しておくに越したことはないです。

当然いい加減に仕事をしている人を他人に紹介するということもないので、自ら転職のチャンスを潰すことにもなります。

いまやっている仕事はしっかりとパフォーマンスを出しておくのって結構大事です。

でも耐えられないときはすぐやめるのが大事

毎日のパワハラ、長時間残業など思考する時間も奪われて毎日がロボットのようになってしまう場合は、無理して続けずにすぐやめるのも大事。

「自分がいないとこの仕事はまわらない」と思っても意外とまわるもの。

そもそもどうしても自分がいなくては仕事がまわらないのならもっと待遇をよくするべきなのです。

悪い待遇でブラック労働に従事させられているのは経営者が「代わりはいくらでもいる」と思っている証拠。そんな会社はさっさと辞めるべきです。

インターンで雰囲気を掴んで就職、という選択肢もある

面接では良いと思ってもそれは人事担当者の方だけで、実際に会社に入ってみるとなんか違う・・・なんてことも。

そんなときは就業体験あり・未経験OK/最大10万円奨励金のインターンを利用して、働きたい企業でしごとを体験してから就職するという方法もあり。


そのほか多様な働き方はあります。

「誰でもプロのデザイナーになれる場所」~ 未経験からプロのデザインスキルが身につく学習プログラムとキャリア支援により、転職やフリーランスなど様々なキャリアチェンジを実現できます。



ある程度経験のあるプロフェッショナル人材の方には週1~3日勤務などの柔軟な案件が豊富な【Workshipフリーランス】を利用するのも一つ。

まずは土日から、勤務時間終了後から、といった副業的な働き方ができる案件もあります。



成功する転職のためにリサーチは入念に

当然といえば当然ですが結婚して家族ができると転職のハードルは一気にあがります。

まずは自分の置かれている立場をよく認識して失敗のない転職ができるようにリサーチは入念に行いましょう。

そしていざここがタイミング!という瞬間を間違えず、動くときは一気に動く。

自分の場合は・・・ちょっとまだ冒険できないのでまずは副業ガンバリマスw





にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村