Contents
今年のカイコはホントにおかしい
カイコが繭になり、そのほかの5齢の幼虫も次々と繭になるはずが・・・
繭が3つできただけであとは死に絶えてしまいました。
糸を吐くどころかどんどん動きが悪くなり、気がついたら体の色が変わっていって・・・。
今年はいったいどうしたことでしょうか。
残った3つの繭もなんかおかしいんです。
一個目の繭なんかそろそろカイコガがでてきてもおかしくないタイミングなんですけどね。
繭その1
これは明らかに繭の厚さが足りない。
想像するに中で糸を吐いていたんですが途中で力尽きてしまったのではないかと。
中身を開けようか迷いましたがとりあえずこのままにしています。
繭その2
これはキレイな繭になったんですが、最近上の方にシミのようなものが・・・。
おっ、これはカイコガがでてくる前兆か!と思ったのですがぜんぜんでてこないんですよね。
繭になってすでに2週間以上経過しているのでとっくにでてきてくれていいんですが・・・。
繭その3
その1と同じくらいの時期にできた繭なんですが、最近上の方から色が変わってきました。
こちらもカイコガがでてくるのかと思いきや全然でてきません。
でてくるときって結構すぐにでてくるんですが、もう3日くらいこんな感じ。
なんとなくですが1,2はちょっと難しいのではないかと思っていて、3に期待!と行きたいとこなんですが、そもそもカイコガって交尾しないと卵を産まないんです。(当たり前)
つまりひとつだけでてきてもダメなんですよね。
今年はいったいどうしたことか。
考察
やはり思い当たるのは気温です。
僕の家は断熱がしっかりしているので比較的夏でも涼しいんですが、それでも数週間前は連日かなりの高温になりました。
ちゃんと測っていなかったけど30度を超える日が何日かあったはず。
カイコの生長には気温が28度くらいまでが適温のようなので、暑すぎたのでしょうね。
第 2 節 蚕の成長と気象要素(外部リンク)
一応シーリングファン直下に置いて風が来るようにはしていたのですが・・・。
えさとなる桑の葉をあげても途中で力尽きていくカイコも多かったのでやはり気温は無視できないと思います。
昨年は数百匹を飼育できたのですがいったいなんという差なんでしょうね。
実はまだまだ冷蔵庫にたくさんの卵があるのでもう少し涼しくなったところを狙って再チャレンジしてみますかね。
カイコの飼育なんてカンタンだぜ!と思っていたら意外な盲点がありました。
今年はホント、異常気象すぎますね。