軽井沢でカーリングができる!
平昌五輪で銅メダルに輝いたカーリング女子日本代表「LS北見」の「そだね~」もまだ記憶に新しいカーリング。
何度か参加させてもらっている「かいぶつのたねフェスティバル」で今度はカーリング体験ができるというので行ってきました。
かいぶつのたねフェスティバル自体は僕は2度め、子供たちは3度めの参加。
毎回プログラムに趣向が凝らされ、しかも運動後に美味しい地場の農産物が食べられるのでとても魅力的なのです。
実はこの2週間後のプログラムにも参加を決めているという・・・。
最近では人気がでて予約開始から短時間で定員がいっぱいになってしまうという人気イベントなのです。
かいぶつのたねフェスティバルは元会社の同僚の三橋くんが起業し、力を入れているイベントの一つ。
【かいぶつのたねフェスティバルの由来】
かいじゅうみたいな
わんぱくな子どもがドンドン生まれる
種のような取り組みをしたい
運動 × 地場の農産物 というオモシロイ取り組みでファンをどんどん増やしています。
身近にこういう人がいるととても刺激になるし、自分も負けずに頑張ろう!!という気になりますね。
軽井沢到着
自宅のある上田から軽井沢は下道で約1時間。
軽井沢アイスパークに到着。
この軽井沢の風越エリアはスケートやカーリングなどの施設が揃っていてなかなかすごい場所なのです。
先日浅田真央サンクスツアーに来たときはこのすぐ近くでしたよ。
信州上田にいる自分からすると、軽井沢って涼しいけど湿気が多くてあんまり行こうとは思わない場所。
でもこういう立派な施設も多いので、もっと魅力を知っておかないといけないんですよね・・・。
そして軽井沢、余裕の20度を切って19度!!
涼しい!!
しかしこのあと、防寒対策をしないととてもいられない寒い場所に行くのだ。
涼しいなどと言っていいられないw
軽井沢アイスパークは三角形の屋根が印象的なステキな建物。
なんでも通年カーリングができて、これだけ揃った設備があるのは世界でも類を見ないのだとか。
近くにそんな素晴らしい施設があるのを全く知りませんでした。
内部も木をふんだんに使い、開放的な空間。
階段を登って2階にいくと、それはまた広々とした空間。
記者会見のできるブースに、たくさんのテーブルや椅子、ミニキッチンなども備えていました。
ガラス越しにはカーリングをやっているところを見ることが出来ます。
外はスケートリンク。グリーンシーズンはフットサルやローラースケートができるようです。
かいぶつのたねフェスティバル開始
今回参加者が100名以上とかなりの人数だったので、グループを2つに分けて前後半で体験。
説明を聞いてから靴を借りていよいよ中に入ります。
カーリングをやるのも初めてなら、カーリングの靴も初めて。
右と左で裏が違うんですよ。
右足には丸い大きな滑り止め、左足はなにもついていない状態。
あとで知りましたが、左足にはカバーがかかっていました。
室内は土足厳禁エリアなので、ここで靴を履き替えます。
おそらくちょっとした砂などで滑り方が変わってしまうような、すごくデリケートな氷なんでしょうね。
いよいよカーリング体験スタート!!
内部はなんと気温が4~6℃、湿度は60%以下に抑えられているとのこと。
レーンは6面×各2の12レーンかと思ったら、通常はこの手前から奥まで1レーンで使うのだとか。6レーン分か・・・。
なお、ストーンの重さは1個20kg。
持ち上げると重いですが、滑らせるとびっくりするほどラクに動きます。
氷の表面は凸凹が感じられる状態。
素手で触ってみても手が濡れないので、かなり低音で冷やしてあるんでしょうか。
なお、朝と夕方でも氷の滑り方が変わるので、感覚がだいぶ違うとのことでした。
ところでこのリンク、水平を出しているレベルがすごいんです。
なんと
±2mm
ちょっとした傾きが滑りに影響するので、水平はしっかり出しているのだそうです。
ちなみにアイスホッケーのリンクは±2.5cmだそうなので、カーリングの精度がいかにすごいものか想像できますね。
さて、防寒具に身を包み、専用の靴を履き、膝当てをして準備万端。
ニット帽は転倒時に頭を守る効果もあるので、着用が義務付けられています。
「まさか転ばないでしょ~。スケート履いているわけでもないし・・・」と思っていたのですが、予想は大きく覆されます。
受け身の練習
まず最初に習うのは受け身。
後ろに転倒したとき、前に転倒したときそれぞれのために受け身を練習します。
前には手をくんで腕に体重を乗せながら滑ります。
氷がすごく滑るのでこれ結構楽しい。
端から端へ、滑る練習をします。
よく滑るよく滑る。
受け身の練習をしつつ、氷に慣れることも大事ですね。
いよいよ本番
なんと左足にはカバーがついていて、このカバーをとると白い部分がでてきました。
これがまためちゃくちゃ滑る!!
カバーをつけた感覚で氷の上に立つと確実にすっ転びます。
まずはこの左足に体重をかけてす~っと滑る練習。
これスケート並みに神経使います。
そしてブラシの持ち方。
ストーンを投げるときには脇にはさみ、片膝をたてます。
ではやってみます。
インストラクターの方のやり方をよく見てー。
右足を後ろに伸ばす体制、地味にキツイ・・・。
カーリングって身体柔らかくないとダメですね。
それでは投げる練習です。
右足で蹴り出しながらストーンを前に滑らせます。
氷がとてもよく滑るので、あまり勢いよく投げると行き過ぎます。
足りないくらいの力でやってもまだ先に行ってしまう・・・。
加減がだいぶ難しいですね。
回数を重ねると少しずつ慣れてきました。
いやー、単純なようでいて難しい。
そして次はブラシでスウィープ(掃く)動作です。
ストーンを投げてから
スウィープしてほしいときは「イェス!」
スウィープしないときは「ウォウ!」
いっぱいスウィープしてほしいときは「イエスイエスイエス!」と絶叫します。
そのままの(スウィープしてほしくない)ときは「ウォウウォウウォウ!!」と絶叫します。
初めてだとなんとなく恥ずかしいのですが、すぐに慣れます。
試合スタート!!
まだしっかり投げてもいないのに、2チームにわかれて試合スタート(笑)
我が家のチームは赤チーム。
線があるのですがまっすぐ投げるのってなかなか難しいんです。
うまくなってっくると回転をかけつつ影になっている場所に投げるなんていう高等テクニックも。
カーリングのルールは全く知りませんでしたが、今回初めて知りました。
円の中心に近いストーンが勝ち。
赤チームは苦戦しています。
それぞれのグループで1人1回ずつ投げましたが、残念ながら赤は負けた。
悔しいのでもう1回やりたかったのだけど、残念ながら時間切れ。
カーリング初めて体験しましたが、今回体験したのは60分コース。
もう少し長いコースで思う存分投げてみたかったですね。
そしてこのあとはリンクを出て、食と農について学び、お待ちかねのかいぶつ食堂です。
(つづく)
【今回服装で思ったこと】
・真夏でも室内は4~6度とかなり寒いので、防寒対策はしっかりと。今回Tシャツの上に1枚厚めのものを着ただけだとかなり寒かったです。もう1枚着るものを持っていくくらいでもよかった・・・。
・手袋はストーンを投げたり、ブラシを持ったりするので滑りにくいものがオススメ。軍手でも大丈夫ですが、滑り止めがあったほうが良いです。
・ニット帽は必須。靴のカバーをとるとホントに滑るので、侮っていると大コケして怪我します。頭の保護のためにもニット帽必須です。
軽井沢アイスパークカーリング体験
カーリング初心者の方はインストラクターの指導による体験レッスンを受けることができます。
60分で2,380円、90分で3,240円。(2019.09現在)
今回参加費2,000円だったので価値あったなあ・・・。
その他団体レッスンや氷上の運動会(レクリエーションプラン)、ビジネス研修(チームビルディングプラン)など多彩なメニューがあります。
詳しくはホームページへ。
近くにこんなステキな施設があって、個人も利用できるのでもっと活用しないといけないですね。
またもう1回やってみたいです。
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