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佐渡汽船の直江津-小木航路に2017年4月就航した高速カーフェリー「あかね」
佐渡に行くならはずせない「佐渡汽船」。
いままでの感覚でいうと直江津から小木まで2時間30分。
意外にこの船が長くて、海が時化ている日なんかは船酔いとの戦いが大変だったものです。
今年の4月、新たに就航した高速カーフェリーあかね。
(佐渡汽船サイトより)
この船、なんと直江津と小木の間を1時間40分で結びます。
1時間も短縮できるって超速えぇぇぇ・・・・。
参考までに新潟-両津航路のカーフェリー、おけさ丸とときわ丸とあわせて比較してみると
あかね | おけさ丸 | ときわ丸 | |
最大速力 | 30ノット(56km/h) | 23.4ノット(43km/h) | 19.1ノット(35km/h) |
最大旅客定員 | 628人 | 1705人 | 1500人 |
車両積載能力 | 乗用車91台と 大型車7台 または 乗用車152台 |
大型バス32台 乗用車48台 または 乗用車290台 |
大型バス28台と 乗用車8台 または 乗用車168台 |
あかねの速度の速さが際立っていますね。ときわ丸の実に1.5倍のスピードです。
ちなみに車を載せないジェットフォイルは47ノット(87km/h)。
さすがにこれは速いですが、だんだんとジェットフォイルに近づいているんですね。
(あとは価格が安ければ言うことなし笑)
船の大きさ自体はぐっとコンパクトになった印象
佐渡汽船のフェリーってものすごくでかい印象があったのですが、今回乗った「あかね」はとてもコンパクトな印象。
実際に上の表で見てみてもいままでのフェリーに比べて1/2から1/3の定員なんですね。
船に吸い込まれていく瞬間はとてもワクワクするもの。
フェリーって後から入って前から出てくるものだと思っていたのですが、このあかねは中でU字型に停めます。
片側からしか車の乗り降りができません。
おそらくそのほうが機構的にコンパクトにできるんでしょうね。
それにしても船内の駐車スペース、以前にくらべてかなりゆったりした印象。
1列分減らしているように見えましたが、ぎゅうぎゅうに詰めればもっと積載できるんでしょうかね。
船内は全席指定
カーフェリーの2等というとひろいカーペットの場所にゴロ寝、の感覚でしたが、あかねちゃんの場合は全席指定です。
なんだか時代の移り変わりを感じますね。
1等座席
一等座席(ときクラス)のチケットを持っていないと入れません。
目の前には海原が広がり、ふかふかのソファーでエグゼクティブ感満載。
くく・・・乗ってみたい・・・。
2等座席
とはいえ、こちらも快適ですよ。
狭いというわけでもなく、ゆったりとした座席です。
じゅうたんコーナー
それほど広くはありませんが、じゅうたんコーナーがあります。
ただしここは気分が悪くなった人向け。
横になって寝るにはこういう場所とてもいいんですけどねぇ。
ブランケットは一応置いてありましたが、コンパクトなものを一つ持っていっておくと寒さ対策にもなり、安心です。
その他、キッズルームやペットルーム、売店などがあります。
売店のカレーがまた美味しそうで、スパイスの香りが食欲をそそります。
思わず早弁したくなるレベルです(笑)
甲板でカモメにえさをあげてはいけなくなりました(泣)
佐渡汽船というと、出発のときに岸から船が離れるとカモメがついてくるんですよ。
そのカモメにかっぱえびせんなどをちらつかせると手からとっていくんです。
まるで餌付けショーのように。
今回もかっぱえびせんを大量に持っていっていたのですがなんと・・・
え?ダメなの??
・・・というわけでカモメのえさやりは中止。
楽しみにしていたんだけどなあ。
仕方ないので近くにくるカモメを見て楽しみました。
いいか、かっぱえびせんは持っていくなよ、絶対だぞ!!!
高速フェリーだけあってものすごい馬力に圧倒
フェリーの後方に来ると、さすが高速フェリー、白く濁ったジェット水流が流れていきます。
陸から離れるほどにぐんぐん加速する高速フェリー。
力強さがいままでと全然違いますね。
側面では激しいジェット水流がでていました。
魚いたら水流に巻き込まれて失神してしまうんではなかろうか。
船旅が1時間短くなったのはうれしいのですが、逆に1時間船旅を満喫できないのもちょっと寂しいような。
島での滞在時間が増えるのでいいことずくめなのですが、「旅をしている」感覚は薄れるような。
人間とはなんともぜいたくな生き物です。
それでも佐渡汽船の旅は「旅」をしている雰囲気たっぷりでいい気分ですよね。
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佐渡へ行ったら佐渡牛乳。
このデザインは秀逸ですよね。
牛乳だけでなくマスコットまで出てるw
そして大人気の佐渡バターもチェック!
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尾畑酒造は蔵見学もできて酒好きにはたまらない!アルコール共和国という名前も面白いですね。
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いごねりもはずせません!
佐渡限定品はお土産に買うのもいいですし、島内でキャンプする人は事前に手に入れてバーベキューなどしつついただくというのも贅沢ですね。
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おまけ
乗船申込書は昔ながらの手書き。
ネットで申し込んだらもっとカンタンにできないのかなあと思っていたら少しずつ進化はしているんですね。
QRコードを読み取ってチェックインする「らくらくチェックイン」なるものがありました。
きっとこれは徒歩で乗船する人向けなのだと思いますが、少しずつ手続きがカンタンになるといいですね。
佐渡汽船、良いです
なんだか船に揺られて酔って苦しいイメージの強い佐渡汽船。
たしかに時化ているときはどうしても揺れますが、やはり快適度はものすごくアップしています。
ちょっとした旅情を感じたいとき、船旅はとても良いです。
帰ってきたばかりですがまた行きたい。
佐渡、とても良いところです。
こんどは・・・新日本海フェリーで北海道にも行きたいなあ・・・
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