(先日収穫した稲から籾(もみ)を収穫
タフブネで育てた稲を先日ようやく収穫し、乾燥させていたのですが、次は脱穀です!
それほどたくさんの稲があるわけではないので、手作業で籾の部分も収穫。
タッパ一杯分くらいにはなりましたかね。
こちらをビンに入れてあとは棒でひたすらつきます。
これ、僕が小学生の頃にやはり学校の田んぼで収穫した米を一升瓶に入れて棒でついたんですよね。
教室の窓際にその一升瓶が置かれていて、休み時間なんかにみんなで交代で棒でひたすらつくんです。
するとだんだんともみ殻が割れて精米されていくというスンポーです。
でも当時精米されたはずの米はそのまま食べることもなくいつの間にか一升瓶が消えてしまった気がする・・・・。
あの米はどうなったんだろうか。
当時の先生は先日亡くなってしまったので真相はヤブの中ですね。
さて、今回の籾はそれほど量も多くないので、一升瓶だとちょっと図体がでかすぎる。
・・・というわけで酢のビンが大きさ的にちょうどよかったので今回はこちらを採用。
つけばつくほど籾がとれていくのがわかりますね。
昔の人は手間暇かけて精米していたんだなあと本当に驚きます。
そりゃあ米の一粒だって無駄にはできなくなるのも納得。
いまでは簡単に機械で精米できてしまうので一粒一粒のありがたさもわからないままになってしまうんですよね。
話はちょっと脱線しますが、外食なんかするとよくお茶碗にごはんつぶたくさん残したまま席を立つ人いるじゃないですか。
特に牛丼屋なんか行くとよく見るんですが、僕はあれ、なんだか許せないんです。
お茶碗にごはんつぶが残った状態だとまだ「ごちそうさま」って言えないんですよね。
他人事だからどうこう言う権利もないんですが、やっぱりキレイに食べてほしいなあ。
米一粒作るのだって結構たいへんなんですよ。
気象条件によって出来不出来は違うし、毎日のように気にしてないと病気や虫にやられてしまうことがある。
そして災害によりいままでの苦労が水の泡になることだってある。
野菜つくっているとたとえそれがブサイクな出来でもそのまま放置されて食べられないまま腐ったり捨てられたりするとすごくココロが痛むんですよね。
大事に食べて欲しい。
さてさて、脱線から戻りますが、精米ができたらこんどはいよいよ食べてみたいと思います。
あんなタフブネでここまでできるとは驚き。
タフブネ稲作、アリです。
手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】
にほんブログ村