会社への不満、ありますか？
「自分が勤めている会社は待遇もよくて素晴らしすぎる！」
とハッキリと言える方ってどれくらい世の中にいるんでしょうか？
どちらかというと
「もう仕事がつまらなくてやめたい」
「上司がひどすぎてついていけない」
「給料が安くてまったくやる気が出ない」
など不満を持っている人のほうが多いのではないでしょうか？
僕もいま勤めている会社は５社目で、いままで勤めた会社の中では（良くはないが）一番マシだと思って勤めていました。
ところが最近世代交代などでちょっと黄色信号が灯りつつあり、思いがけず人生の岐路に立つことになりそうです。
会社に不満がある場合、自分ならどうしますか？
社員同士で愚痴を言って状況を共有する
社内の鬱憤や不満は飲み会などでひたすら愚痴を言って傷を舐めあう。
よくある光景で、たしかに愚痴を言い合うとその時はなんだかすっとして救われたような気持ちになります。
人によってはできもしないのに威勢のいいことを言ってまわりの人も「そうだそうだ～」などと囃し立ててなんだかこれから会社がよくなっていくような気がする。
でも実際のところは何も変わっていない。
僕もいままで会社の不満は仲間と愚痴を言いあうというケースが大半でした。
会社に変化を提案する
会社に不満があった場合、「ここをこう変えたほうがいい」「ここをこうすることで業務の効率化につながる」など、現状を変えることで不満を解消していく方法もあります。
ただ、これは正攻法ではなかなかうまくいかなくて、力のない自分がいろいろ言っても一笑に付されることばかり。
それならばと力のある人に根回しをして「上の人に成果を渡す形で自分の要求を通す」という方法も自分は何度か試してみました。
しかし上の人に実行力があるかないかでいくらこちらでお膳立てをしてもうまくいかないことも。
自分の場合、「営業」という立場でしたが会社の業務効率化や新しい提案などは以前いろいろやってきたのですが、とにかく反応が薄く、やっても評価されないので最終的には余計なことをせず、「自分の数字」のみを追求する形に変えました。
ただ・・・それも物足りないんですよね。
新しい刺激もないし、それはハッキリ言って「自分でなくてもできる仕事」。
自分がもっと成長したい気持ちとは裏腹に旧態依然とする会社には気持ちに格差ができていく一方でした。
不満や危機感を推進力にする
「会社はなにも変わらない」
「会社に不満がある」
という状況に加えて、「４０代半ばの自分が定年まで勤められるのか」と考えたときに、まず思ったのは「現状を続けるのはリスクが高い」ということでした。
いまのところは会社の業績もそれほど悪くなくても、今後の状況は明るくない。
そこに危機感をもって１０年後、２０年後を上層部が考えているかと言ったら・・・ハッキリ言って厳しい。
自然と「リスク回避の行動をとろう」という気持ちが強くなりました。
そこでまず始めたことは「収入の柱を複数つくる」ということ。
簡単なことではありませんが、ブログアフィリエイトや投資、趣味を仕事に、などできそうなことから一つひとつ始めてみました。
もちろんうまく行ったこともうまく行かなかったこともいろいろあり、現在でももがきながらいろいろ挑戦している状況。
それでもいくつも種をばらまいたおかげで少しずつ芽がでてきているのを実感してきています。
最近では一つ自分がとてもやりたいことを大きな仕事にするべく全力で動いていますし、おぼろげながら形ができてきたのでこれをハッキリさせたものにするべく日々努力しています。
これも「このままだとまずい」という危機感があったからこそ動けたこと。
本気で危機感を感じてからはいままでの数倍のペースでいろいろな準備を進めるようになりました。
何もできなかった自分に危機感をもたせてくれた会社に逆に今では感謝しています。
愚痴しか言わない自分から一歩抜け出そう
僕も家族がいますので「会社がイヤ」という理由で何も考えずに仕事をやめる、なんてことはしませんが、いま感じている危機感が現実になる前に回避できるようペースを上げて動いています。
声がかかりつつもずっとお断りしている会社もいくつかあるのでいざとなったらその手もとれなくはないのですが、妥協はしたくない。
愚痴を言って何も動かないのは自分が「今の状況でいい」と思っているのと同じ。
何らかの危機感があるのなら自分の特技や経験をお金にする方法や、自分にできることを考えて
まずは一歩を踏み出してみる。
僕も一歩踏み出してからはいままでの足かせがとれたようにどんどん新しいことに挑戦できるようになりました。そして楽しい。
うまくいくかいかないかなんてやってみないとわからない。
でもやらないと一歩は踏み出せない。
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